中学生の頃、何がきっかけだったか忘れたけど、アメリカの小説家レイ・ブラッドベリの作品にどっぷりと嵌(はま)った時期がありました。
「ウは宇宙船のウ」とか、「10月はたそがれの国」「何かが道をやってくる」「火星年代記」…。今、タイトルを思い出しただけでも、ちょっとワクワク感が戻ってきました。内容を覚えてるのは、もう、ほんの数編(短編小説が多い作家です)…、石巻市内で一番大きな書店に行っては、少ない小遣いから次々に彼の作品を買いあさり、書店に無い時には、わざわざ取り寄せをしてもらう程の嵌りかたでした。
多分、急に売り上げ冊数が増えた為だったのでしょうか。いつの間にか、その書店には小さなブラッドベリのコーナーが出来ていました。その頃には、僕はもうすっかり彼独自の世界観を満喫し終え、次の作家(ジェフリー・アーチャーか、立原あゆみ)に移行していたんですけどね(笑)。
さて、そのブラッドベリの短編小説が、映画化になった様子で。最近、TVでもスポットが流れている…
(て、ここで映画名を調べようと新潮文庫の新刊案内みたら、ブラッドベリから数年後に同じように嵌ったジョン・アービングの新作が出てるのを知って(名前を見て)、「ジョン・アービングだ〜!」って鳥肌立てて喜んでしまいました。明日、買いに行かなくちゃ!)
えっと、映画のタイトルは忘れました。恐竜が都会を襲ってるシーンの映画です。
でね、同じく原作のタイトルも忘れたんだけど、勿論読んでるんですよ。(以降、ネタバレ注意…かな?)
記憶だけなので、実際とは違うかも…。
ジュラ期にタイムトラベルして、恐竜をハンティングする旅行会社の話でした。
過去に何らかの変化を与えると、現在に大きな影響を及ぼしかねないので、歩く道は草木を傷つけないように造られた道。ハンティングする恐竜は、印を付けられた、数日後には死ぬ事になっている恐竜。
ところが、トラブルが起きて、誤って蝶を一匹殺してしまうんですよ。で、命かながら現在に戻ると、文字の綴りは変わっているは、独裁者がアメリカ大統領になっているは。誤って蝶を殺した客は、その場で撃ち殺されるという話…だったと思うんですよねぇ…。
TVスポットで流れてるようなシーンってあったかな?
そういえば、「ウは宇宙船のウ」という小説も「ウは宇宙船の略号さ」というタイトルに変わってました。(原題”R is For Rocket”)
昔の邦題の方が、良い感じなんだけどな…。
さてさて。書きたかったのは、次の数行だったんですよ。
いつの時期に遡って、蝶を一匹殺したら、僕の人生は変わってたんだろうってね。
どういう生き方が正しいのか、何を捨てて何を選ぶ人生が正しいのかなんて、人それぞれだし、正解はないのだけど、他の選択肢を選んでたら(他の別な物を捨てていたら)、どんな風になってたんだろう。
流れが流れだったら、東京にいたはずの今夜、ふと、そんな事をね…。
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