道院長の独り言

H18年7月19日 水曜日
流山支部だより平成9年7月号「うさぎ」より その3
いずれにしても、このところ通り魔や変質者、ストーカーなどの事件が目に見えて増えてきました。
当支部でも、つい最近O君が自転車に乗った黄色と金色に髪を染め、片耳にピアスをつけた高校生ぐらいの男に追いかけられ背中を小刀で切りつけられたそうです。
幸いけがはありませんでした。
また、K君は美田の公園で金属バットを持った若い男に声をかけられ、S君は西原の公園で恐喝されたそうです。
O君のお母さんは、一応学校と警察に連絡してくれたとのことで、私も先日八木北小の教頭先生に話をしておきましたが、何といっても自分の身を守るのは、自分しかありません。
とくに、徒歩や自転車で稽古にくる拳士たちには、次のことを注意して欲しいと思います。
1、稽古の行きと帰りは同じ方向の人と一緒に。
2、暗い道や人通りの少ない道は避ける。
3、いざという時は大声を出す。
4、目打ちや抜き技をしっかりと身に付ける。
5、被害にあったら相手の顔をよく憶えておき、必ず親、先生、私を含めた少林寺の仲間に話す。
もうすぐ夏休みです。以上のことを気をつけて夏休みを無事に元気で有意義に過ごして下さい。
 
 
H18年7月12日 水曜日
流山支部だより平成9年7月号「うさぎ」より その2
この事件を契機に、少年法の改正も云々されています。
警察庁によると昨年一年間に強盗事件で逮捕補導された少年は、1068人にのぼり、26年ぶりに千人を突破したとのことです。
どんなに悪いことをしても、2年か3年で少年鑑別所から出て社会復帰できるという少年法。「悪いことをやるなら、今のうちだ」などという声も一部、少年からは出ているようです。
だた、極刑によって少年の未来を断ち切ってしまうことにも問題があり、慎重な審議が望まれます。
新潮社が少年の顔写真を公開したことには、いくら抗弁しても売らんかなの商業主義が見え見えで糾弾されて当然です。
この事件で私がどうしても不思議でならないのは、この少年の両親は逮捕直前まで本当に犯行に気づいていなかったのかということです。もし、そうとすれば親子関係にも問題があったのではないかと思わざるを得ません。この少年は逮捕されたとき「親はどうなるの?」と聞いたそうです。ごく普通の家庭が、家族の一人が起こした事件によって全く崩壊寸前になってしまう例は枚挙にいとまがありません。残された家族のことを思うとやり切れない気持ちになります。
一朝一夕で解決できる問題ではありませんが、親や家族を大切にする、人の痛みを知る、命の重さを認識する、など道徳教育、宗教教育の必要性も、もっと検討されてよいと思います。
H18年7月9日 日曜日
流山支部だより平成9年7月号「うさぎ」より その1
神戸の小学生殺人事件で14歳の少年が逮捕されたニュースに日本中がショックに包まれました。
一応事件が解決し、ほっとすると同時に、この結果に驚き、信じられない思いをしたのは、私だけではなかったと思います。
この事件については、まだ動機も分からないままに、連日テレビや新聞等で捜査の経過と共に、色々な角度から報道されています。
何故、14歳の少年がこんな事件を起こしたのか?
マスコミや評論家や学者や教育者が、それぞれの立場からコメントをしています。
偏差値中心の現代の教育制度、教師の体罰、ビデオや出版物の影響、弱いものいじめをする社会的風潮、或いは、この少年は特異な性格で、あくまで例外的な事件である。などなど多岐多様にわたっています。
確かに、一言でこれだと断定できる原因は考えられません。
いじめと同じく色々な要素が複雑にからみ合っているような気がします。
全部が全部とは言えませんが、成績至上主義で挫折したり、塾通いで疲れ果て、家では個室にこもり、テレビゲームで本物の血の出ない擬似殺人に興じ、仕事やパートで忙しい両親とはほとんど会話の時間がなく、学校は、いじめたり、いじめられたりの弱いものいじめが横行する社会で、教師にも頼れない、こんな生活の中では、性格を歪められてくる子供達も多く出てくると思います。
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Last updated: 2009/1/4