癌の告知を受けた時「せめて息子達の、記憶に残るまで生きていたい。」と望んだ貴方。
手術の前に、執刀医に「せめて、あと10年だけ、生かして下さい。」と頼んだと言う、貴方。
そんな願いさえ、神様は聞き入れては、くれなかった。
それでも、息子達は貴方の話をしています。
「お父さんは、お風呂から出ると、こうやって身体を拭いていたよね。」
「お父さんは、こんな風に荷物を運んだよね。」
「お父さんは、窓側のベットに入院してたよね。」
「お父さんは、いつもチョコをくれたよね。」
「お父さんは〜お父さんは〜お父さんは…。」
息子達の心にも、もちろん私の心にも、貴方はしっかり生きています。
「お父さんとお母さんは、すごく仲が良かったよね。いつもムギュ〜してたよね。」
貴方が一番、気がかりにしていたはずの、息子達は、そんな事を言っていますよ。
最高に仲良しだった私たちが、親である事が〜彼らの苦しい時、辛い時を、支えてくれるような気がしています。
ねぇ〜貴方。貴方は息子達の記憶にしっかり残っているよ、その生き様と共に…。
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