T 子どもたちの全面発達を保障する為に、生活リズムの確立と、日本食を中心とした、食生活の改善をしましょう。
1 脳の活動を活発にするためには、人間の本来あるべき姿の、早寝、早起きが、特に成長期である子どもたちには大切です。
AD/HDの子どもたちは、夜遅くまでTVやファミコンをしていますと、体は眠っても神経は興奮した状態が続いたままで休まりません。ですから体は朝起きても、脳の神経は疲れ切っていますのでなかなか覚醒しません。ですから、リタリンを飲んでも効き目(効果)がありません。リタリンの効果をあげる為にも、生活リズムを整えて、少年期までは夜遅くまでのテレビやファミコンはやめて、読書や読み語りなどの楽しい生活で、十分に安眠できる生活が、脳を育てるのにはとても大切です。
2 脳や体を育てる時期の子どもには、朝食抜きなどはもってのほか。もちろん子どもだけではなく、大人でもです。一日の活動の素となる朝食を大切にしましょう。朝食は、一日の活動の素となり、特に午前中の体の活動や脳の活動のエネルギー源として重要です。脳は8才頃までに基本的には大人の95%ほど出来てしまうといわれています。言葉のネットワークは、9才〜12才の頃に完成すると言われます。AD/HDの子どもたちは、前頭葉の血流が低下しているので、ド-パミンの出が悪いといわれています。前頭葉等の活動を良くするために、神経伝達物質(ド-パミン等)の素になるアミノ酸を含んだ、良質のタンパク質を摂取することが必要です。日本人に最近増えている癌や成人病の原因といわれるハムやソーセージ等の肉製品(有害な添加物や防腐剤等の入った)は、成長期の子どもたちには、出来るだけ食べさせないようにしてください。それらを食べる場合には、なるべく添加物の入っていないものしましょう。
頭の良い子に育てるには、アラキドン酸やDHAが多量に含まれている食品を摂ることが重要です。全ての子どもたちの体と脳を発達させ、脳の活動にも良い栄養素は、さば、いわし、たら、ぶり、さんま、あじ等の魚の食品に多く含まれています。バランスの取れた日本食(穀類2対肉類1)を摂るのが良いといわれています。
U 食生活の根本的な見なおしをしましょう。
1 現在の肉食中心の生活を改める。
「肉類2」対「やさい・穀類1」の現在の食生活から⇒「肉類1」対「やさい・穀類2」の食生活に根本的に改める。
何万年というい穀類中心で暮してきた日本人は、穀類を消化するために長い小腸になっています。日本人と欧米人とを比較してみますと、日本人のほうが小腸の長さが1メートル以上長いのです。大人で普通6メートルの長さがあります。ですから日本人は、消化が良すぎる肉製品中心の食生活では、腸の中で便が固まって便秘になりやすいのです。また、宿便が溜まりガスが発生して、子どもなどは腎うえんや発熱などを引き起こします。
2 パターン化した食事の内容を改める。
なるべく有害な添加物や、農薬をあまり使っていない低農薬の材料で、バランスのとれた日本食を中心にしましょう。
★お薦めできないパターン化した食生活。
@ハハコトス(子と烏)Aお母さんは休め(手抜きともいう)は、なべく回数を少なくし、パターン化した食事は止めましょう。
@ハハコトカラス⇒ハ―ハンバーグ、ハ―ハムエッグ、コ―コロッケ、ト―トンカツ、カ―カレーライス、ラ―ラーメン、ス―スパゲテイ
Aオカーサンハヤスメ⇒オ―オムレツ、カ―カレーライス、サン―サラダ、ハ―ハンバーグ、ヤ―やきそば、ス―スパゲテイ、メ―目玉焼き
◎食べて欲しい料理としては、「お母さん大好き」の献立。
お―おから、か―かば焼き、あ―あずきご飯、さん―さんまの塩焼き、だ―だしまき卵、い―いも料理、す―寿司、き―きんぴらごぼう
3 3食はしっかり、おやつは1回。
一日の活動のエネルギーとなる朝食と、昼食はしっかりと食べさせましょう。パンとハムとコーヒーなどという貧しい、添加物の多い食事は止めましょう。パン食の場合には、市販のパンは防腐剤や添加物が沢山入っている事が多いですので、自宅でパンを焼くのが安全です(自動的にパンを焼いてくれるパン焼き機が、結構安く市販されています)。学校給食のパンは子どもの安全を考えて、防腐剤が入っていませんので、2日ほど置いておくとカビが生えます。
食品は、早くカビが生えたり、腐ったりするのが当たり前で、長い事腐らない方が食品添加物や防腐剤が入っていて危ないのです。パンは消化が早いですので、脳ヘのエネルギーの供給が早く切れますが、お米の場合には消化がゆっくりですので、それだけ脳の活動のエネルギー供給が長く続きます。
また、刺激の強いコーヒーや紅茶等は子どもには飲まさないように(西洋では子どもには牛乳です)。
米飯の場合には、米に1割ほど麦を混ぜますと、ダイエタリーファイバーが含まれていて消化にも良いし、体の中で消化されるとき、ビタミンを作り出します。大便は、朝必ずしてから登園、登校させましょう。
4 その他に脳の働きを良くする食べ物では、大豆は頭脳食の王様といわれます。豆類は体にとって良質の蛋白質源として知られています。醤油、味噌、納豆、豆腐等私たちの生活にとっては、無くてはならないものです。これらの物も添加物や腐剤などを使用していないものを選んで、使用しましょう。
大豆の中には、レシチンなどのリン脂質が含まれています。これは、頭が良くなり老化を防ぐ食品としても注目されています。
アメリカやカナダなどに行きますと、寿司や豆腐がダイエット食、健康食品として大もてです。今、日本食が健康食として、世界中から注目されています。豆腐などは、あちこちの町のスーパーで売っております。
5 間食は、体の幹になる骨や、健康な血液を作ったり、歯茎の発達(噛む力)のために必要な食品をとる。カルシュウムや植物性の蛋白質のあるもの、歯ごたえのあるものを食べさせる。
6 夏には特に気をつけないと、飲み過ぎで健康破壊に!
飲み物は、水、麦茶、ほうじ茶、牛乳(1日には1本程度、あまり飲ませますと肥満になります)などが良い。市販しているジュース、コーラ、色つき砂糖水(別名を清涼飲料水とも言う)、スポーツドリンクなどには、リンゴ酸、乳酸、糖分、合成着色料等が多く含まれており、飲まない方が安全です。成長期の子どもにとっては、特に有害です。腎臓病、発ガン性、虫歯、骨折、肥満、食欲不振をまねくことがある。これらの中に含まれている多量の糖分は、一缶だけで子どもの1日分の摂取量を超えてしまいます。糖分の過剰な摂取は、体内のビタミンCと結びついて、小便と一緒に体外に排泄されてしまいます。その結果、ビタミンC不足を招き、いらいら(パニックの原因)や薄い血液(病気になりやすい)の原因になります。さらに、カルシュウムと結びついて排泄されるので、カルシュウム不足を起こし、骨折や虫歯になりやすくなります。最近、小児糖尿病が増えてきているのにも関係しているのではといわれています。
7 その他に気をつけてほしいこと
@ャンクフード(がらくた食品)と呼ばれる添加物の沢山入った加工冷凍食品等は、化学物質過敏症の原因になるといわれています。それ以上に怖いことは、発癌の原因や、遺伝子破壊を起こさせて、障害発生の原因にもなるといわれます。
A安全の為には、グルタミン酸ナトリュウム(○○の素とかいう商品名で売られています)は使用しないで、以前からつかわれている天然の調味料など、煮干とか昆布とか鰹節とかを使いましょう。
・化学調味料の多くは、石油を原料として作られており、塩の仲間で、約3分の1の塩分があります。女性に多い肩こりや頭痛、高血圧は化学調味良の使用を止めるとかなり改善されます。
8 箸を上手に使えるようにしましょう
箸を正しい持ち方で使えることは、学校に行った時に、鉛筆をきちんと持てる、文字を正確に美しく書く事に直結します。箸を上手に持てているのを見ると、とても美しく見えます。躾という文字を分解しますと、身を美しくするという文字に二分されまように、他の人から見ても美しく見えることが原則です。自然に身につくことではなくて、きちんと身につけることが出来るまで指導が必要です。これは親の責任です。躾というのは子どもたちが社会生活を営む上でのもっとも基本的な事を身につける事、社会から親に依託された、最も大切な親の責務です。園や学校では、その上に立って集団の一員としての社会的な躾を身につけ、実践する場所です。
V 今日からすぐ実行出きる安全な食生活【あなたと私の合言葉・・・袋(ふくろ)の味から、お袋(おふくろ)の味ヘ】
1 調味料は天然のものに変え、塩は自然塩を、砂糖は白砂糖ではなく三温糖かキビ砂糖、黒砂糖に。油は缶入り(ペットボトルは劣化します)の、べに花油やひわり油にし、醤油、味噌、酢、バターも防腐剤の入っていない天然醸造のものにすれば、それだけでも家庭の食生活の半分は改善されたことになります。
2 副食やお味噌汁には、繊維性の多い食べのもや日本人に不足しているカルシュウムを含む物を取り入れましょう。特に、昆布類、ワカメ等は大切です。
3 食事の用意に参加させましょう。
家族や親が用意した物を食べるだけという受身の生活ではなく、食事の用意に参加するという行動で、家族の一員としての自覚と、責任感を身につけさせましょう。
★さあ、今日から安心出来る食生活をこころがけましょう。
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