12月15日(水)後楽園ホール
クラッシュパンチシリーズ
●猿渡選手 3回KO 小金沢選手(新松戸高橋)○
初回1分半、猿渡選手はまだ身体の暖まっていない時に小金沢選手の伝家の宝刀の右フックをまともに受けてしまう。
前のめりに綺麗に倒れた。ダメージもあったが気持ちで立った。
2回は奮起する。右ストレートで小金沢選手を攻める。この回は取った。
3回勢いに乗る猿渡選手は攻める。
これでダウンの分は追いついたと思った瞬間、またも右フックをクリーンヒットされ、1回時と同じように倒れた。今度は即座にレフェリーが止めたと同時にセコンドもタオルを投げた。
田中コーチコメント
相手の得意のパンチはわかっていたのだが・・・
猿渡選手は2度共前に倒れた。
倒しに行って倒れるのは仕方がない。
2004年最後の試合にふさわしい闘いをしてくれた。ありがとう。
11月10日(水)後楽園ホール
ダイナマイトパンチ
●岩倉選手 4回判定 岩崎選手(横浜光)○
この試合まで2敗1分の岩倉選手が初勝利目指して出陣した。
対する岩崎選手はこの試合まで1勝2敗だ。
初回開始早々得意の右のフック(スィング)で岩崎選手はぐらつく。
これは前戦同様いいスタートだと思ったのだが・・・。
しかし岩崎選手も派手さはないがこつこつと手数が多い。
岩倉選手より一回り小さいが岩倉選手をロープまで下げる。
2回、3回は岩崎選手のペース。
互いにクリーンヒットはないが手数が少し岩崎選手の方が多い。
4回スタミナの切れた岩崎選手はホールドが多くなる。マウスピースも何度も吐き出す。
この回は岩倉選手のラウンドだった。
判定は小差ながら岩崎選手の勝利になった。
田中コーチコメント
相手は一回り小さかった。その選手に下がってたら勝てない。
パンチをもらった後、パフォーマンスをするなら、手を出して欲しい。
4回戦の場合は1回戦が4試合のつもりで戦い、ポイントを1回、1回をしっかり取らないと勝てない。
今後も頑張って欲しい。
10月26日(火)後楽園ホール
スベンソンエキサイトボクシング
○須田選手 4回TKO 上田選手●
キャリア6戦の上田選手にキャリア2戦の須田選手がスタートからが積極的に攻めた。
上田選手も打ち返し、激しい打撃戦になった。
1回終了間際に課題にしていた「10秒ラッシュ」を敢行し上田選手を窮地に追い込んだ。
2回も一気にいきたい須田選手だが上田選手も粘る。
頭を低くしてガードを固めながら左フックを狙う。
しかし上田選手はラウンド後半に手数が減り右アッパー、左アッパーを再三被弾する。
3回も須田選手が数をまとめる。
4回疲れの見えた上田選手に左右シャッフルを決めてパンチを当てまくる。
レフェリーは防戦一方になった上田選手を救った。
田中コーチコメント
身体の大きさで有利に立てたのが良かった。
正直この選手は不器用。
でも頑張る。
二人で「今回は何が何でも勝つ!」と誓って頑張った。
練習中にも「下手なんだから、下手なりに頑張らないとダメなんだ」、「ジャブなんかいらない不器用なりの戦い方をしろ!」とか酷い事を沢山言った。
須田選手は何を言われても「ありがとうございます」しか言わなかった。
この勝利で化ける気がする。
9月17日(金)後楽園ホール
ゴールデンチャイルド
○猿渡選手 3回KO 市川選手●
初回は20歳の若さ溢れる市川選手が前に前にとアグレッシブに攻める。
猿渡選手は防戦一方にはならず、クリンチ、左ジャブで抗戦。
2回途中からデビュー戦にありがちなペースダウンが市川選手に見られる。
2回後半は猿渡選手のワンツーが何度もヒットする。
3回中盤猿渡選手のワンツーで市川選手はダウン、何とか立ち応戦するも腰が砕けたところで鮫島レフェリーが試合を止めた。
田中コーチコメント
猿渡選手は試合が流れ流れになっても腐らず毎日、毎日ジムに来た。
決して器用な選手ではないが、よく頑張った。
沼田会長コメント
正直よく勝った。
ダウンを奪うまでもワンサイドに負けていた。
毎日、毎日頑張ったから神様が勝たしてくれた。
8月27日(金)後楽園ホール
クラッシュパンチシリーズ・ビッグバンボクシング
●近藤選手 2回TKO 宮本選手(山上)○
近藤選手は開始と同時にラッシュした。
激しい打ち合いの中きれいにワンツーを当てダウンを奪った。
その後も必死にワンツーを連打するが宮本選手は耐える。
宮本選手は徐々に回復して2分過ぎには近藤選手を攻め立てる。
2回スタミナの切れた近藤選手は防戦一方になり、連打を浴びたところでレフェリーが試合を止めた。
田中コーチコメント
初めのダウンを奪って焦ってしまった。
今後1階級下げてやらせたい。
●三原選手 判定 藤多選手(さくら)○
初回藤多選手の左フックで膝を落とした三原選手だが持ち前の手数で盛り返す。
3回鼻血の激しい三原選手は連打を浴びて苦しい展開、4回は一進一退の攻防も試合は判定になる。
中差の判定で藤多選手の勝利になった。
田中コーチコメント
互いにヒット数は同じでも三原選手は相手にダメージを与える打ち方ではない。
逆に藤多選手はしっかりナックルパートでスナップを効かせて打ってくるので、これはダメージを与える。
がむしゃらに手を出しても試合には勝てない。
8月13日(金)後楽園ホール
A級トーナメント準々決勝
●古岩井選手 判定 野村選手(ヨネクラ)○
6回戦で行われたこの1戦、かつてスパーをした間柄だが、試合は互いにグラブを合わせない形でスタートした。
1回はやや野村選手のペースで進んだが2回からは古岩井選手のパンチが野村選手の右目上を切り裂いた。
3回もダウン寸前まで追い込んだ古岩井選手だが、4回から反則すれすれの野村選手のクリンチ、ホールド、バッティングに悩まされる。
5、6回も野村選手の好打が目立った。
判定は57−59,58−57、58−58で野村選手の勝利になった。
田中コーチコメント
5回までポイントは互角だと思った。
6回を取った野村選手はうまかった。
永井コーチコメント
離れてる時が問題、もう常に動いてないとやられるレベルまで来てるのだから、角度、距離を大切にしないと・・・
あれだけクリンチの多い選手は確かにやりづらい、でもこれからタイトルを狙うのなら何とかしないと・・・
8月3日(火)後楽園ホール
東日本新人王準々決勝
●山内選手 1回TKO 小森選手(FI)○
試合は1回で終わった。
両者ゴングと同時に気合い充分!真っ向打ち合う目の離せない試合になった。
小森選手はジャブを中心に攻める。
このジャブが右足の蹴りがしっかり入った左ストレートになる。
ストレートも腰が入っている。
しかも踏み込みも鋭い。
一方山内選手も体では劣るが力は負けていない。
力一杯右を叩き込む。
小森選手はまともに食っても顔色ひとつ変えない。
互いに気持ちの入ったいい試合になった。
ただいかんせん体格差が歴然としていてクリーンヒットは同数でもダメージは山内選手の方が大きい。
1分40秒過ぎにロープに詰まったところで連打をもらい、マーチンレフェリーが割って入った。
ストップは妥当だった。
田中コーチコメント
山内選手は真っ向から打ち合って負けたのだから仕方がない。
気持ちのある選手だからまだまだ伸びるはず、でも課題は多い。
小森選手は新人王になれると思う。
6月29日(火)後楽園ホール
エキサイトボクシング
●須田選手 4回判定 服部選手(伴流)○
サウスポーに臆することなく開始ゴングト同時に須田選手は攻めた。
左フックで何度か相手をぐらつかせた。
2回から服部選手のボディに須田選手は手数が減ってきた。
3回もクリーンヒットを何発かもらった。
4回は互いに手数が少なく終了のゴング。
判定は39−38が二人、40−38が一人で服部選手の手があがった。
●藤田選手 1回KO 北地選手(新松戸高橋)○
勝ちはないがキャリア4戦の藤田選手がデビュー戦の相手にあっけなく敗れてしまった。
北地選手はサウスポーでしっかりした打ち方をするボクサー、藤田選手も激しく打ち合う場面もあったが、左ストレートをもらってダウン、会長がタオルを投げた。
6月23日(水)後楽園ホール
ビータイト
○山田選手 4回判定 秋山選手(新松戸高橋)●
山田選手はリングインと同時に気合いの咆吼をするなのど気合い充分、開始ゴングと同時に秋山選手にラッシュをかけた。
1回は互いのパンチは空を切り、ほとんどが空振りといった形、2,3,4回も半分がクリンチ、ホールドといった形で過ぎた。
レフェリーは忙しかったと思う。
判定は3ジャッジが山田選手のフルマークだった。
試合前は薬師寺をイメージして右のフックは打たないでこつこつジャブでと言っていたが、試合では右のフックを多くだし、スタミナをかなり消耗していた。
田中コーチ「いかにもデビュー戦という試合だった。
山田選手は一回り以上大きな選手相手によく戦った。試合後『スタミナが切れた、走り込みが足らなかった』と言っていたけど、あれだけ大振りしてればスタミナは切れない方がおかしいと思う。」
6月7日(月)後楽園ホール
クラッシュパンチシリーズ
○今泉選手 4回判定 木田選手(木更津)●
両者とも基本忠実型、ジャブを軸に試合はスタートした。ワンツーから左ボディと今泉選手の強烈なブローに木田選手は後退、2回までは今泉選手のペース、3回は左拳を痛めた今泉選手が攻め込まれる場面もあった。
4回からボディ中心に攻め続けKO寸前まで追いこんだ。しかし相手のクリンチ、ホールドにうまくごまかされてしまった。
判定は3−0で今泉選手を支持した。
田中コーチ「左拳は練習中から痛めていたのでボディ中心に攻めさせた。今後はクリンチをさせない練習、又はしてきた時の対処等を練習でやっていきたい。
6月1日(火)後楽園ホール
東日本新人王予選
○山内選手 1回TKO 杉選手(中屋)
ゴングと同時にキャリア7戦の杉選手に襲いかかった。
綺麗に開始20秒でストレートでダウンを奪った。
杉選手は立ったものの再開後山内選手ともつれて倒れた。
スリップと思ったがレフェリーが試合をストップした。
4月21日(水)後楽園ホール
クラッシュパンチシリーズ
●岡野選手 4回判定 山崎選手(ヨシヒロ)○
初回山崎選手の左フックで岡野選手はダウン、その後は岡野選手がペースを取った。
2,3回は互角の打ち合い、互いに手数の多い好試合になった。山崎選手は試合の半分はサウスポーで戦った。
51,5キロ級の割にはパンチ力はあったが4回はスタミナが切れたのかロープ背負い、疲労困憊の様だった。判定は初回のダウンが響いて0−2で岡野選手は残念ながら敗れてしまった。
田中コーチ「岡野選手はこの試合を最後に引退ということになった。手数の多いファイターで9試合を戦い抜いた。本当にお疲れさまです。」
4月20日(火)後楽園ホール
エキサイトボクシング
●岩渕選手 4回判定 佐藤選手(ワタナベ)
半年前の再戦として行われた戦いは35歳の佐藤選手が25歳の岩渕選手に競り勝った。
試合は前回同様1〜4回まで下がる佐藤選手、追う岩渕選手という形になった。
佐藤選手、岩渕選手共にクリーンヒットはなし、佐藤選手の大きなパンチが少し上回った形になった。
田中コーチ「岩渕選手の戦い方を見ていて、これが当たれば!とうのがひとつもなかったのが残念だった。」
4月7日(水)後楽園ホール
クリーンファイトボクシング
●三原選手 1回TKO 寺田選手(横浜光)○
東日本新人王予選1回戦
三原選手は開始早々右フックで前のめりに倒れた。この後反撃する気持ちはあるものの寺田選手の左ストレートをもらい続けた。
ストップは早過ぎもなく遅過ぎもなかった。
田中コーチ「相手も強かったけど、何度も同じパンチを受けた。ダウンした後は頭の位置を変えたり、距離を取ったり、ガードを固めるなり策がある。冷静にならないと・・・」
3月25日(木)後楽園ホール
ロッキーカーニバル
○古岩井選手 4回TKO 山内選手(ロッキー)●
キァリア倍の不倒王山内選手に古岩井選手が挑んだ。
試合は1回こそ互角だったが、2回から相手の動きを見切った古岩井選手が鉄壁のガードでプレスをかける。構えた位置からのジャブでペースを取り接近してボディを叩いた。
3回左フックが山内選手の顎に入り、苦悶の表情が見えた。
4回早々勝負をかけた。
ロープに詰め1−2連打をまとめたところで相手陣営からタオルが投入された。
田中コーチ「今回は前回の負けた原因を会長と研究して望んだ。古岩井選手は決して器用な選手ではないのでシンプルに戦わせた。
スリップ、カウンターは狙わずガードを固めてじわじわと、元日本バンタム級王者の山岡選手のように基本に忠実に派手なパンチはいらないと考えていた。」
3月16日(土)後楽園ホール
ダイナミックグローブ
△岩倉選手 判定 渡辺選手(埼玉池田)△
1回開始1分岩倉選手の右フックで綺麗にダウンを奪った。
しかし2,3回は渡辺選手の手数が岩倉選手のそれを上回った。
4回はほぼ互角で終了のゴング!判定は引き分けだった。
田中コーチ「ダウンはタイミングで綺麗に取ったけど、相手の目は生きていた。
池田の選手は後半に強いというか手数が多い。厳しい練習に耐えているのだろう。
岩倉選手は2回から左一本で戦っていた。
右を痛めたのだろうけど本人は聞いても違いますっ!と言いわけはしなかった。
前回試合を怪我でキャンセルして会長、選手に悪いと思ったのだろう。
相手は中3ヶ月、岩倉選手は1年半ぶり、この試合間隔の感覚ってのはなかなか大きい、それでもこの内容の戦いが出来るのだから次に期待は出来る。」
兵庫から単身アメリカンバイクで知らぬ町清瀬に上陸して4年、白面の貴公子今度こそ!
2月26日(木)後楽園ホール
ダイナマイトパンチ
○今泉選手 2RKO 佐藤選手(相模原ヨネクラ)●
佐藤選手陣営は幡野会長、セコンドと佐藤選手の名前の入った大きなタオルを羽織っていた。
そして花束の数およそ10個・・・
ジム期待の現れか?かなりの人気者だった。
試合はデビュー戦同士の割には技術のしっかりした好試合になった。
互いに左を突き、綺麗なワンツーから左フックを叩き付ける。佐藤選手はそれに左ボディを加え、今泉選手は右フックを顔面に加える展開になった。
今泉選手はミット打ちのリズムでワンツーをこれでもかこれでもかと打ち抜いた。
2回1分過ぎ今泉選手の狙い澄ましたワンツーが佐藤選手の顎を打ち抜き、綺麗にダウンを奪った。何とか佐藤選手は立ち上がったものの、今泉選手の連打に防戦一方になり試合は終わった。
田中コーチ「今泉選手は落ち着いていた。今までミットに何千発と打ったワンツーをうち続けろ!と言いました。そのパンチで倒してくれたのが嬉しかったです。」
・・おまけ・・
今泉選手は18歳の専門学生だが、3年前この学年の子は15人くらいがジムに来ていた。テストに落ちたり、試合前に怪我をして辞めたりと皆去っていった。
この子だけは会長に怒られても嫌な顔せずこつこつジムに毎日やってきた。
けっして器用な子ではないが、私のミットにパンチを打ち込んだ数の多さは1,2番だと思う。
まだまだボクサー人生始まったばかり、2戦目も頑張って欲しい。
2月24日(火)後楽園ホール
エキサイトボクシング
●千葉選手 判定 渡辺選手(埼玉池田)○
初回からアマ出身の渡辺選手がいきなりラッシュをかけてきた。
千葉選手は左ジャブで距離を取り冷静に対処、ラスト10秒、左フックで渡辺選手をあわやダウンに追い込んだ。
しかし2回ゴングと同時にラッシュをかけたのは渡辺選手だった。
韓国の名王者柳を思い出す怒濤の攻撃だった。
千葉選手は防戦一方になり、2分50秒過ぎにはグロッキーになりゴングに救われた。
鼻血もひどくなった。
しかし3,4回は距離を取るのを止め接近して打ち合い判定まで粘った。
判定は残念ながら1−2で渡辺選手の勝ちになった。
田中コーチ「相手の気迫が凄かった。1回は10−8で千葉選手が取っていたと思う。それを取り返そうと渡辺選手は開始早々ラッシュをかけてきた。千葉選手もこの敗戦を糧に頑張ってもらいたい。」
2004年
2月13日(金)後楽園ホール
クラッシュパンチシリーズ
○須田選手 2RTKO 近田選手(大川)●
初回ゴングと当時に互いに打ち合う激しい戦いになった。
近田選手は前に前にとワンツーを連打し続けた。須田選手も相手の動きを見ながらワンツー、ツーワン、右フックと打つ。
2分過ぎ須田選手の右フックで近田選手がぐらついた。
2回早々ダメージの抜けない近田選手をロープに詰めて滅多打ちにしたところでレフェリーが試合を止めた。
田中コーチ「試合前も冷静で試合中もセコンドの指示通り動いていた。今後楽しみです。」
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