鉱物資源の豊富なチベットは中国にとって決して手放したくない土地である。60年ほど前から漢民族化を図ってきている。自国を他国から蹂躙されるのは、当事国の国民からみれば我慢のならない出来事で、いくら過去に征服したからと言って自国の領土に組み入れようとするのは許されることではない。アジアの大国であったロシアと中国はまさにこの鈍感な主張を実現しようと近代世界においてもその夢を追い続けている。中国にもロシアにも多数の民族が存在している、所謂多民族国家である。それらの他民族の存在と歴史を尊重して、一つの国家を成り立たせるのが大国の姿であろうが今の中国にもロシアにもその姿は見出せない。見えるのは大国(?)のエゴばかりである。
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