今回は何十年、何百年に渡りその場所を守り続けて来たかなしいお話を
したいと思います。一年ほど前にお母さんを亡くしたHさんからの依頼でした。Hさん「母が生前に家の中で人の気配がすると言い続けていたんです・・・母が亡くなってから自分も気配を感じるようになりまして・・一度きていただけないでしょうか?」とお電話がありました。
Hさんと日にちを合わせてHさんの家に行く事にしました。その日はHさんのお父さんも家に居て「どうぞよろしくおねがいします。」と挨拶していただきました。生前のお母様の言葉がすごく気になっている様子でした。
さっそく家の回りを拝見させていただきました。家の裏に隣の家の方の持ち物だと思われる井戸がありました。その前で霊視を始めた遥華、しばらくして「家のなかみさせていただきます」と言って家の中を見て行きました。
遥華「うん!わかった。」Hさんのお母さんのお仏壇の前でお話させていただく事にしました。ゆっくり遥華が説明をはじめました。「まず、お母さんが感じていた人の気配・・怖いといったものではなかったはずです。」Hさん「そうですね・・怖い怖いとは言っていませんでしたし自分も怖いとは思わないです・遥華「それはその人が神にちかい存在の方だからです。神様ではありませんが・・・」「この土地が関係しています。」Hさん「え・・・」遥華「今は沢山の家がたって居ますが私にはここが川だった映像が見えるんです」Hさんのお父さん「そうやそうや、ここは埋め立てて作った場所らしい」
遥華「昔ここは少し大きな川が流れていて雨が降るたびに氾濫して何人もの人が亡くなったりの被害が多かったようで、そこでこの人が人柱になってなくなっているようです・・・」お父さん「今ではここから少し行った所に川があるんですが・・その川ですか?」遥華「そうですね。今ではたいした川ではないようですが昔はもっと水も多く川の幅も大きかったようです。年月が経つにつれて川の流れも少しずつ人の手によって変えられているようですが・・・この方にとってはここは自分が守るべき場所なのです・・・」「昔の人とは今の時代からすると考えられない事をしているものです。災害が起こるから人の命を神様に捧げて怒りを静めてもらうとか、望みを聞いて貰うとか・・・たしかにその時代ではそれをする事が村人の願いであり望みであったのでしょうが・・この方のようにその場所に呪縛されて何十年経ってもその場所から動けず、こうやってずっとその場所にいるのですよ。」Hさん「裏の井戸ですか?」「違いますちょうどこの家のお風呂の場所です」Hさん親子「どうかその人を助けてあげてください」遥華「今からお話させていただいて浄霊させていただきます。」線香に火をつけてその場所に行き長い間浄霊を続けました。
「大丈夫ですよ。やはりこの場所に呪縛をかけられた状態になっていました。大きな鎖で繋がれてると思ってください。お話させていただいたらこうやって誰かが鎖を切ってくれるのをずっと待っていたらしく綺麗な形で上に上がっていってくれました」その後亡くなったお母さんから家族に対してお話が少しありまして、今回の依頼は終りました。
村人を守る為に自らの命を捧げてまだなを時代が変わり土地も変わり人も変わってしまったのに守り続けなければならない人柱・・・私はどうしてもかわいそうな気がしてなりません・・しかしそれは失礼な事なのでしょうね・・・今回の方のように自分の使命だと思いその場所を守り続けようとした方なのですから・・・
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