縁があって隣町の除霊を引き受ける事になりました。
場所を聞いて行きたくない・・と思う場所でした。そこの1階にはバーがあるのですが実は昔一度行った事がありますが、すぐに帰りました・・
この小さな町では有名になった殺人事件のあったビルだったのです・・続いて同じフロアーで首吊り自殺があり・・どうにかしないと・・と思ったビルのオーナーからの依頼でした。1階のバーのマスターや従業員ももちろん体調が悪く一度遥華が下見に行ったのですが・・すぐ電話が掛かってきました・・「私一人では無理・・巫女の力を借りたいと・・」
私自身もその意味は良くわかりました。それから準備期間に1週間いただくことにしました。除霊の日1階のバーで待ち合わせをしましたが入った瞬間空気が重く冷や汗がでてきました。遥華はと言うと朝から準備万端だったらしく「私が一人では無理って言うのわかるでしょ?」と笑っていましたが・・・
さっそく除霊をする事にしました。原因はこの上2階部分だと言う事が直ぐわかります。上からの重圧がすごく・・心の中でよくこんな場所で働けるな・・・って思いました。。
2階に上がった瞬間「え?病院」どうみても病院しかも精神病棟のような錯覚をおこすほどでした・・・心臓がバクバク鳴りだして・・本当に頭がクラクラしてきたので数珠を握り締めて気を取り直しました。遥華がさ〜やるよ!!
と目の前の突き当たりに居る大きな男が本体よ!!私達は見えませんがそこにとてつもなく強いものが居る事だけはわかりました・・近づくと体中鳥肌がたち今にも意識を持っていかれてしまう程でした。
すぐに除霊を始めた遥華・・長い時間がたった頃体が少しずつ楽になってきました。 その後「除霊終ったよ」とフラフラした遥華が言いこの日の為に作ってきたお札を住人の見えないところに貼り付けその建物自体の浄化をしました。話を聞くとやはりここに住んでいる特に男の人がその人に引っ張られていたようで、肉体より精神に異常をおこさせるようでした・・遥華「ちょっと凶暴だったし話しの通じる相手ではなかったから、相手の話すら聞かずに潰してしまったよ!」「でも多分自分も精神を病み世を恨み未練をもったまま死んでいった人やろな・・・」オーナー「実はここの昔の持ち主が・・・・・・・・・」と色々なお話をしてくれました。遥華「まー戻ってくる事はないので大丈夫!」そのあと屋上の入り口に神棚があるのを見に行くとかろうじて力の弱くなった神様が本当に可哀想な状態で居たようで・・・「この神様よく抜けて居なくならなかったね・・・」と感心していました。
ビルのオーナーにちゃんと祀って行く様にお願いし約束してもらって長い長い一日は終わりました・・・とにかく眠気が治まらず・・帰った瞬間爆睡した二人でした。どうして霊の居る所に行くと眠たくてしかたがなくなるのでしょうか?^^
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