血液のしみ抜き(染み抜き)

ここでは 家庭で出来る 血液のしみ抜き(染み抜き)方法を ご紹介します。
 
内容の前に 大切な衣類や失敗して困るような物は 信頼の置けるクリーニング店に
必ず依頼して下さい。
下記の方法で 綺麗になる物も沢山ありますが どうしようも無い物もあると思いますので 以下自己責任の元行って下さい。
 
 
 
 
 
まずは、ポイントから それは、家庭用洗剤『マジックリン』の使用です。
 
 
マジックリンには、お風呂用、トイレ用などがありますが 使用するのは、濃い緑色した
換気扇、レンジ回りの油汚れです。
★洗剤は、ルック(換気扇、レンジ回り用)でも結構です。
それでは 詳しく説明して行きましょう。
 
まずは、一般的に言われている血液の取り方から
基本は、出来るだけすぐに取る事。(乾かない内に!)
その時 熱を加えない。(お湯でなく 水を使うこと!)
血液は、乾かない内に水と石鹸で 揉み洗いするとすぐに落ちます。(常識ですね)
 
しかし 分かっていても出来ず 乾かしてしまうことも実生活の中では よくあります。
 
また 乾いた血液の付いた物を 間違ってその他の衣類と洗濯機で洗ってしまい
よけい取れにくくしてしまうこともよくあることです。
 
そんな場合の取り方は、
大根おろしをすって それをガーゼに包みとんとんと根気よく叩くことで落とせます。
(大根に含まれているジアスターゼという酵素の働きで落ちます)
 
クリーニング店のシミ抜きでは、大根おろしは 使いません。(当たり前か〜!)
今お話しているのは 家庭でのお話ですので・・・
 
大根おろしうんぬんって 分かっていても なかなかしませんよね。
食べ物をそんなのに使うというのも なんとなくいやだし まして 結構時間がかかる
場合が多いです。(その血液の凝固状態で違います。)
 
又 洗剤と1〜2%位のアンモニア水を混ぜて落とすという方法もありますが ・・・
 
 
 
そこで このマジックリン技を知っていれば もう血液は 怖くありません!!
 
*再注意:これは、肌着や下着、その他 家庭洗濯の出来る物を主に対象としていますので
大切な衣類は 出来るだけ早く キチンとシミ抜きをしてくれるお店に持っていって下さい。
 
基本的に出来るだけ早めの処置は、もちろんです。
まず 血液が 乾いていない場合
 
血液が 付いた物を水に濡らします。そして マジックリンをその部分に吹き付け軽く
揉んでやるとすぐに落ちます。その後水洗いして下さい。
水と石鹸より 遙かに早く 綺麗に落ちます。
 
少し落ちにくい 場合は、オキシドールか液体酸素系漂白剤を併用して軽くこすって
見て下さい。
 
ウール製品に付いた 部分的な血液を取る場合の注意は、揉まない ことです。
 
揉むことで 生地が硬くなってしましますので 下に乾いたタオル等を敷いて
上から 下へトントンと叩き落とす感じでやりましょう。
 
次に 血液が乾いてしまった場合
(古い物やクリーニング店に出して落ちなかったものは 別の方法を後で説明します)
まず 水にひたします。次にマジックリンを吹き付け しばらくそのままにしておきます。
時間は その血液の状態で違いますが 1時間位でいいと思います。
 
これで 結構落ちていますが もう一度マジックリンを吹き付けて 揉みます。
 
落ちにくい場合は、先ほどと同じ様にオキシドールか 液体酸素系漂白剤を併用
して見て下さい。
 
 
次は、いよいよ 時間のたってしまった血液の取り方 
  『アイロン裏返しの技』  です。
用意する物として
1 家庭用アイロン又は、和裁用の電気ゴテ
2 アイロンを固定する物
3 オキシドール又は、液体酸素系漂白剤
4 使い古しの歯ブラシ又はズックブラシ
5 水とマジックリン
 
★アイロン又は、電気ゴテの設定温度を約100度〜110度位にしてそれを裏返し 安定するように
物入れ等を使い出来るだけ固定します。
(『ワイン取りの写真』を参考にそれぞれ工夫してアイロンを固定して下さい。)
 
アイロンの温度設定は、各アイロンによって違いますが、通常 低=120度
中=160度  高=200度位です。それを目安に あまり上げすぎないように。
 
固定したら 電源を入れて 熱します。(4〜5分置きます)
 
★熱くなったら 血液の付いている物を水で濡らし それをアイロン面に置きます。
 
★すぐにその部分にマジックリンをしっかりかけます。
 
★少し(1〜2分位)時間が たつと 徐々に溶けだしますので それをブラシで
擦ります。
様子を見ながら マジックリンをかけながら ブラシで擦る それで ほとんど落ちて
いきます。
★少し残る場合は、オキシドールか液体酸素系漂白剤をかけながら擦ります。
(オキシドールは、漂白剤です)
*オキシドールの代わりに 花王のワイドハイター、ライオンのブライト、プレケアでも
いいです。総て 過酸化水素を薄めたものですから。
 
結構古い血液も落とせます。これで 落ちないのは 家庭では あきらめましょう。
 
★色物は、色が有る程度薄くなるという覚悟が、必要です。色がさめて困るよう
ようでしたら やめておきましょう。
 
★★★アイロンを使いますので その場を絶対に離れないようにし 作業が終わった
らすぐに 電源を切りましょう!!
火事など 起こさぬよう 充分気を付けて下さい。★★★
 
 
**何度も申しますが 血液は、 最初が肝心です。**
アイロンを使用した取り方まで 行かないようにすることが 大切です。
 
この方法で 古い 赤ワインや、コーヒー、お茶などのシミも
ほとんど落ちます。
 
次にもし全体的に血液が、付いてしまった場合の取り方を
(乾いていても取れますが 古すぎる物や クリーニングに出してそのまま戻ってきた
物は、無理です。)
 
★洗濯機の中か浴槽内にその衣類を入れ よく水に浸します。
 
★マジックリンを血液にたっぷりかけます。
 
★少し時間を 置いておくとほとんど溶けていると思います。残ったきつい箇所は、
もう一度マジックリンをかけて揉んでやると落ちるはずです。
 
★後は その衣類に合った通常の洗濯をして下さい。
 
 
最後に私が どうして血液取りにマジックリンが 良いというのを見つけたかお話します。
 
クリーニング店には、いろんな衣類のクリーニング依頼がきます。
その中に 車屋さんの作業服が あります。
やはり 仕事柄 油汚れが 多いのですが それを水洗い(正確には、お湯洗い)で
落とすのは 結構大変なのです。
 
いろんな 洗剤を試しましたが 今ひとつスッキリしない。
そんな時 工場内の清掃用にいつも使っている マジックリンが目に止まりました。
 
油汚れは 確かに良く落としていましたので もしかして・・・・?と半信半疑で
洗う前に 吹き付け ブラシで前処理して洗ってみると
 
なんと なんと 結構落ちているではありませんか!
そんな訳で きつい汚れ用に愛用するようになって何年くらいでしょうか・・
 
ある日 そんな作業服に 血液が付いていました たいした量では なかったので
汚れと一緒に 血液の部分にも マジックリンをかけておきました。
 
しばらく置いて 本洗いをするのに 見てみたら 不思議に血液が 綺麗に溶けているんです。
「なんと マジックリンで血が落ちるんだ!」とその時 知った次第です。
 
今では、業務用の酵素代わりに あれこれと活躍してもらっています。
 
このマジックリン 結構濃いというか濃縮されていますので 用途別に薄めて使用できます。
 
私は、通常は 3〜4倍に水で薄めて使用しています。(ケースバイケースで)
又 業務用に 4.5リットルで1700円位の物もホームセンター等に売っています。
 
こちらの方が 大変お得です。
 
これで 血液対策は、万全でしょう!!
 
PS:どうしてマジックリンで血液が 落ちるのかというと 成分の中にプロテアーゼ
というタンパク質分解酵素が入っているからのようです。参考までに。
 
 
 
 
  
  
  
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