しばらくなおしていた衣類を着ようと 出してみたら 「あらっ!大変!カビが・・・」
という経験をされた方も 多いと思います。
(白い衣類に付いた黒カビの落とし方は『漂白の極意』をご覧下さい)
カビが発生するには、条件があります。
1,湿度 2,温度 3,栄養 4,酸素 です。
(昔 学校の理科で習いましたよね。)
カビが発生する条件の第一は、なんといっても湿度です。
湿度80%以上を大変好みますので 結露の多いお家は 要注意です。
コンクリートで出来た住居などは、その建っている立地やコンクリートの質などにも
よりますが 結構結露が 多いようです。
特にコンクリートむき出しのお家は、結露防止板などで 押入やタンスの壁を
囲まれた方が 良いと思いますし 除湿剤も必ず置いて下さい。
この除湿剤 空気中の湿気を取って水にして容器にためてくれるのは、いいのですが
時折 その水が容器から 溢れ出て衣類を濡らして シミが出来た。
という事もありますので こまめな点検と交換が必要です。
湿気の多い部屋にタンスを置いて居る場合の注意点として
壁から 4〜5p離して置き 下には 『すのこ』を置きましょう。
そして 天気の良い日には、しばらく部屋中の窓を開け 風通しをすることをお勧め
します。
次の条件は、温度。
カビが好む温度は、20〜25度位です。そして 酸素。
現実問題として 温度 湿度をコントロールするのは 大変コストが かかります。
余裕のある方は クローゼット室を作り 常にエアコンで 空調されています。
それが ベストなのですが なかなか出来る方は 少ないですよね。
そして 栄養。
もっとも身近に見られる黒カビは、始め空気に運ばれて来た胞子からはじまり 生命を
もたない有機物のしめった表面に接触すると発芽します。
カビは、葉緑素を持たないので 光合成ができません。ですから何かに寄生して栄養
を取らなければ生きていけないのです。
衣類の場合 毛や絹は ご存じのようにタンパク質から出来ています。
このタンパク質は、それ自体がカビの栄養源となります。
それに 湿気やシミ、 汗、 汚れが付いていたらカビにご馳走をやっているようなものです。
カビ対策として まずやれることは 汚れたまま絶対になおさないことです。
時折 冬物衣料を春先にクリーニングせずそのままなおし込んで 寒くなってあわてて
クリーニングに出される方が いますがその衣類は 泣いていますよ!
カビが 原因で 変色 脱色 縮み 硬化(特に皮製品は、注意が必要です。)
を起こすことが よくありますし ハッキリと目に見えていなくとも 傷んでいますので
クリーニングで そんな症状が 目立つこともあります。
特に知っておいていただきたいことに クリーニングの仕上がり品に掛けてある
ビニールカバーのことが あります。
これは、あくまでも 工場からお家までの汚れ防止用です。
それを取り外さずになおすと 当然ながら通気性が なくなり カビを発生させる原因
に なります。
クリーニング後の衣類は、ビニールをはいで 天気の良い日に陰干しをして ほこり
などが気になるようですたら いらなくなったシーツやホーフ類 あるいは、バスタオル
などを上から被せるようにして 収納しましょう。
*防虫剤もお忘れなく!!
★白い衣類に付いた 黒カビの取り方は、『漂白の極意』をご覧下さい。
色柄物に付いた黒カビは、落とせません!!
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