1,羽毛製品を知る
羽毛は、水鳥(カモ、アヒル、ガチョウなど)の尾や翼などの大きな羽根を除いた物です。
水鳥の羽根は、生えている部位によって分けられます。
ダウンとフェザーです。もちろん名前は、聞かれた事はあると思いますが どう違うのか
知らない方も多いのでまずは、その説明から。
★ダウン
水鳥の胸の部分に生えている羽根です。上記の絵の様に 中央から長く柔らかい
羽根が 放射線状に伸びています。
一羽の水鳥から採れるのは、10〜15cといわれ ジャケットには、約30羽前後
必要になります。
★フェザー
水鳥の体を覆う羽根です。
絵の様に 羽軸があり 明らかにダウンとは、違います。
65o未満の物をスモールフェザー、それ以上の物をラージフェザーといいます。
どちらが良いか?
当然ダウンです。柔らかく細かい羽根のダウンの方が 互いに絡み合って 多くの
空気の層ができ 保温性に大変すぐれます。
ダウンJと一言でいっても 最近では、数千円位の物もあります。
しかし 千円代の物の中身は、ダウンの量は、少しでほどんどが フェザーです。
何万円する物は、ほとんどがダウンです。
ですから 本当にピンからキリなのがダウンJです。
たとえ 10%のダウンであとは、フェザーの物でも 名前は、ダウンJ おかしいですよね。
フェザーJというべきなのに・・・・
さっそく お持ちの ダウンJの品質表示を見ていますね。
どうです? ダウンの量は、どれくらいでしたか?!
また ダウンにしろフェザーにしろ その水鳥によっても これまたいろいろです。
値段が そこそこ高く 品質に自信を持っているメーカーは、中のサンプルを付属
していることが あります。
安さ 一番のダウンJの中は、期待すべきではありません。
いままで 多くの羽毛衣類をクリーニングしてきましたが 安物は、水洗いした後
元の様にふっくらさせるのに 大変な時間がかかりますし かび臭い様な臭いもします。
しかし ダウンの量が多い良い物は、短時間で復元しますし 変な臭いなど付いていません。
触ってみて いかにもあたたかそうなのが伝わってきます。
そこで クリーニング&洗濯に行きましょう。
2,洗濯、クリーニングに付いて
当店では、ダウンJ類は、出来るだけ水洗いするようにしていますが 一番時間が
掛かるのが 乾燥です。
水洗いすると 羽毛が団子の様に固まります。キルティングしているその中に
それぞれ固まります。
(それをダウンボールと呼んでいます)
それをふっくらと元に戻すのですが ダウンの多い物は、問題なく乾燥機で1時間
位乾燥してやれば 戻ります。
(これは、あくまでも業務用の乾燥機の話です)
しかし 粗悪なフェザーが 多い物は、2時間位乾かしても ダウンボールが広がりません。
中には、そんな物もあるのです。
また 洗う前に 汚れのきつい場合は、前処理をしたりしますし 洗うとき
まるで 風船の大きい物の様になりますので他の物もあまり 入りません。
ですから 料金も 2500円程いただいています。
この様な物を家庭で 気安く洗える訳がありません!
家庭で洗うとして
まず 襟や袖口は、結構汚れているでいょうから 前もって 洗剤とブラシで汚れを
落としておく必要があります。
(この作業を前処理といいます)
そしていざ 洗うとしてもなかなか 洗濯槽の中に入ってはくれないのです。
(空気でふくらんで風船の様になり浮いています。)
まず なかなか綺麗には、なりません。
なんとか 洗っても問題は、乾燥です。
「しっかり脱水して 自然乾燥させ 時折ダウンボールをほぐしてやる」 といった
内容を見ることもありますが はたしてそれでどれだけほぐれるか・・・・?
それが 中身の問題なのです。
つまり ダウンとフェザーの量と品質です。
それによって全然違うのに どんなダウンでも同じ様に書いていますが 実際は違います。
安いダウンJだから 自分で家庭洗濯したいという気持ちも良く分かります。
ふっくらするまでに 大変な労力を要し後悔するでしょう。
また必ず乾燥機を必要とします。しかし 家庭用の乾燥機では ちと役不足かも・・・
などなどの理由で ダウンJの家庭洗濯は、お薦めしません。
(出来る物なら お教えします!)
クリーニング店に任せるのが 賢明でしょう!!
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