まずは、そうなった場合の対処について
出来るだけ早めに 何もせず キチンとしみ抜きをしているお店に依頼して下さい。
難しいシミ抜きのうちには、入りませんので大丈夫 きれいになって返ってきます。
何とか 自分で と いう気持ちは、分かりますが かえって シミ、輪染みを広げる事に
なる可能性の方が 高いと思います。
*家庭で水洗いが 出来る物でしたら水洗いで落ちる場合もありますが・・・・
先日もファブリーズをしたら 大きな輪染みが出来たので それを取って欲しいという依頼が
ありました。
この件を例にして 分かりやすくお話しましょう。
(何もファブリーズが 悪い訳では、ありません!)
★衣類は、綿100%の白いジャケットです。
それに 輪染みが くっきり 輪染みの周りは、黄色くなっています。
ここで ファブリーズの注意書きを書きます。
1 ニオイの元をしっかりつかまえて、すっきり消臭。
その秘密は、トウモロコシ生まれの消臭成分。ウォーターベースだから、繊維の奥まで
浸透しニオイの元をつかまえます。
2 皮、毛皮、和服には、使用しないで下さい。
3 絹、レーヨン等もともと水に弱い布を除いたあらゆる布製品にお使いいただけます。
4 汚れを落とす物では ありません。
とあります。
「あれー!綿は、いいんじゃないの?」
と思われている方も多いと思います。
じつは、この依頼のあったジャケットすごく汚れていたんです。
濃い色ですと 分かりにくいのですが 白ですからよくわかります。
汚れている状態の上に 水ベースの物をスプレーするといわば そこだけ水で洗い
流したようになり 汚れが じわーっとまわりに 広がり移ったのです。
この場合は、普通の水洗いだけでは、元々の汚れが 落ちそうになかったので
お湯と漂白剤を使った ウェットクリーニングで綺麗さっぱりとなりました。
ですから 汚れた衣類 特に 白〜淡い色の衣類には、使用しないで下さい。
しかし こんな例もあります。
汚れていない ポリエステル100%の半コートにファブリーズしたら まだらにシミが
出来た。
「あらー!ポリエステルもいいんじゃないの?」
ポリエステルと一言でいっても 昔の安くて丈夫だけでは、ありません。
今は、高くて デリケートなポリエステルも沢山あります。
おしゃれな方は、そんなこと とうの昔に知っていらっしゃると思いますが・・・
新合繊と呼ばれる 超高密度織りポリエステルの場合 昔のポリと違いこんな特徴があります。
1 汚れやすく 繊維構造が複雑で細かいので 付いた汚れが落ちにくい。
2 繊維が細かいため アイロンの熱が伝わりやすく テカリ がでやすい。
3 水洗いでも風合いが 損なわれやすい。
そういった繊維がゆえに 新合繊のポリには、使用しないほうが無難でしょう。
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