Last Updated: 2008/6/17


研究室
 

 Sunday, 19 October,2003    ある漫画家
年 癸未(丁)
月 乙卯(甲)
日 乙丑(癸)
時 丁丑(癸)・・・・生時は推定
 
大運0歳5ヶ月 逆行 男命 漫画家
 
  〜 0 乙卯
 0〜 9 甲寅
10〜19 癸丑・・・14歳、漫画の投稿を始める
20〜29 壬子・・・20歳漫画家デビュー。21歳、結婚
30〜39 辛亥・・・33歳頃、クイズ番組レギュラー。人気者に
40〜49 庚戌・・・49歳、更年期障害発症
50〜59 己酉・・・8年間の闘病生活
60〜69 戊申・・・現在に至る
 
日主・乙は月支に卯木・比劫が旺じ、月干に乙、年干に癸印がある。
時干は推定であるが、漫画家という発想を必要とする職業なので丁火・食傷とした。
丁は年支・未(丁)に根があるが、時干の丁は強くはないと判断する。
従って木気比劫の強い従旺格として観るべきだと思う。
大運から観ても20歳から39歳までの活躍期は子亥水・印が旺じていてるからである。
従旺格は比劫・印が巡る事を良しとするからである。
そして、40歳を過ぎて大運は庚戌となって戌土・財が旺じ、天干も庚金・官が巡った。
それまでのような好調は影を潜め、体調に異変が生じてきた。
財や官が従旺格を破るといわれる所以であろうか?
しかし、発病したのが壬申の年運である。年に壬印が巡るので良運かと考えてしまうが、やはり大運での戌土に剋されて印が役に立たないからと観るのだろうか?
ならばなぜ前年の戊辰・己巳・庚午・辛未年に発病しないのか?。財官が巡っているのにである。
その時期の詳細は判らないが、何かの前兆はあったかも知れない。
因みに妻の内助の功がある人だそうであるが、普通の命式なら身旺で財が良い働きをするなら良き妻に恵まれるのが基本だが、従旺格は身旺すぎて財を剋すし、財が巡るのは嫌う。
内助の功といっても得するのは夫だけで、妻は苦労が耐えないものだと考えられる。
しかし、従旺格は比劫・印あってのものであり、日支・癸は従旺格のバランスを保っているので、良妻を得ると観るのが妥当ではある。
 
この人の体型は痩せ形でインテリ風である。
まるで金気の彫りの深い容姿であるが、小山内氏の著書「命運を推す」中に滴天随関連の内容の一部が記されているが、木気が多く強すぎれば金気のように振る舞うとある。
すると、容姿も木気が強いと金気に似た彫りの深い容姿となることもあるのだろうか?
 
木気は肝臓や自律神経をつかさどるとみるらしいが、更年期障害に通じるものがあるようである。
これは、従旺格であって木気比劫を喜ぶものでも、木気が多いということが事象病変の特徴として現れる証拠として観るべきなのだろうか・・・・。

 Wednesday, 15 October,2003    続・従殺格といえど
年 壬子(癸)
月 壬子(壬)
日 丁丑(癸)
時 癸卯(乙)  大運 約1年8ヶ月逆行 女命
 
 0〜 1壬子
 2〜11辛亥
12〜21庚戌
22〜31己酉   この命は一度鑑定したときに、大運12才〜21才は従殺格を破格する土気食傷が旺じる運気なので、様々な苦労が重なったと鑑定したのだが、ご本人は比較的普通に過ごせたと言うことだった。
確かに庚戌の大運で、天干に庚金・財があり、水気・官を生ずるものであるから、難を最小限に出来たと言えるかもしれない。
今後の研究に期待したい。  
 
 
 

 Saturday, 4 October,2003    従殺格といえど
年 壬子(癸)
月 壬子(壬)
日 丁丑(癸)
時 癸卯(乙)
 
大運 約1年8ヶ月逆行 女命
 
 0〜 1壬子
 2〜11辛亥
12〜21庚戌
22〜31己酉
32〜41戊申
42〜51丁未
52〜61丙午
62〜71乙巳
72〜81甲辰
 
年月干支は全て水気・官であり、時干、日支も水気。時支だけが卯木である。
日主・丁火は多くの水気に囲まれて、明らかに身弱であるが月齢に官が旺じて、しかも官の強い命、その官を剋す五行もない場合、『従殺格』が成立する。
こうした偏りのあるものを外格とし、偏った五行(上記の場合、壬癸水の官。金気財も良し)が巡るのを喜ぶという。
つまり身弱が極まっている状態なのである。
それを元に鑑定すれば、年運に金水が巡ったり、大運に水気官が旺じることがこの人にとっては吉運となるのであろう。
大運0〜11才までは水気官が旺じているので少女時代は問題なく過ごせたと思う。しかし本来水気が多いという観点からも判断しなくてはならないと思う。
従って移動が多く転居がしばしばあったと思われる。
そういった事に耐えた時期が11才頃までであり、強い意志力が身に付いたと思われる。
12才からは戌土・食傷が旺じ、水気官は破られる。12〜21才までは某かの不遇な事象が起きたと考えられるが、元来官星が悪い働きをする場合は自信喪失したり自暴自棄になりやすく、そういった事象が全面的に現れるはずである。
現在は大運に金気財が旺じ、官を生じているので安定しているはずだが、本人曰く専業主婦であり、やはり日常生活における近所付き合い等、苦手だそうである。
どのくらいの苦痛さを伴ったものかは判らないが、たとえ従殺格といえどもやはり官気の特徴はでるものではないだろうか。
取り越し苦労が多かったり、時には横暴な態度に出たりなど、すべては官による自虐的な思考が元になっていると思う。
因みに、水気官が多かったので営業などの移動の多い職に就いていると判断したが、専業主婦であり子持ちであるとのこと。
子を顕わす土気食傷は水気を剋すので、子育てには苦労すると判断出きる。
 
 
 
 
 
 
 


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