Last Updated: 2008/6/17


研究室
 

 Monday, 17 November,2003    生時の推理
年 壬寅(甲)
月 癸卯(乙)
日 辛未(?)
時 ○○
 
この命式は女性バイオリニストの物である。
生時が不明なのだが、生い立ちや今までの活躍など、ネット上・テレビ等で公表されている部分を元に、生時の干支を推理してみようと思う。
 
大運 約9歳3ヶ月 逆行
 
 0〜 8癸卯・・・2歳でバイオリンを始める
 9〜18壬寅・・・11歳頃にデビュー、15歳でコンクール優勝「天才少女」の呼称を得る。国際コンクールで数々の受賞。
19〜28辛丑・・・20歳頃にバイオリンを辞め、2年間楽器を弾かない。様々な苦悩のうちに再びバイオリンを弾き始める。好評は得るが納得のいく演奏が出来ずに苦労する。
29〜38庚子・・・29歳頃、ようやく演奏の勘が戻り始める。
39〜48己亥・・・現在活躍中
49〜58戊戌
 
以上の大運経過をみてみると、19歳から28歳までは表面上は活躍すれど精神内部での葛藤や苦悩があったようである。
大運辛丑、天干に辛金・比劫、丑土・印が旺じる時期だ。
この命式を小山内 氏の「補干の法則」で表示してみる。
月干に印も比劫もなく、旺じてもいないので「補干」は印・戊
年月支は転倒し寅卯が金気庚辛にそれぞれ変換される。
年  壬庚
月  癸辛
日 戊辛未
時  ○○・・・・・・となる
辛比劫が旺じ金気強く一応身旺の命となる。
辛丑の大運時に離婚も経験し、様々な苦悩があったことと、庚子運の子水・食傷が旺じはじめた29歳頃に好転仕始めたことを考えると、土気印が強い日主をさらに強めた為の逆境、子水・食傷が強い金気を洩らす作用で順調になったと言うことは、時柱が比劫か印でさらに金気の強い命式ではないかと推測する。
年 壬寅(甲)
月 癸卯(乙)
日 辛未(丁・己)
時 戊子・己丑・庚寅・辛卯・戊戌・己亥
 
生時は上記の6つ考えられる。
画家と作曲家の兄が2人いること。父親が大学教授で母親が専業主婦。
兄たちは影響力の強い存在であり、父親よりも母親との縁が深い事を考慮すると、庚が時柱に有力ともいえ、午前3時から5時。
その次ぎに有力なのが戊である。
午後7時〜9時あたかりか。
実際の生時は不明である。ただ、今後の展開として大運49〜58歳までの戊戌運は戊土印が陽干で巡ってくる。
水気食傷の良い働きを土印が剋しつくす。
体調の変化等が心配である。胃腸などのガンなど要注意である。
尚、音楽関連に重要な五行は『水』だそうで、この命式の女性も水気が良い働きをしているためなのだろう。
「絶対音感」の持ち主であるらしい。
 

 Saturday, 1 November,2003    男女の大運
子平では大運というものがあり、次のような取り決めがある。
 
陽年生まれ(甲・丙・戊・庚・壬)
男・・・生まれ日から次の月の節入り日までの日数÷3
女・・・生まれ日からその月の節入り日を遡る日数÷3
 
陰年生まれ(乙・丁・己・辛・癸)
男・・・生まれ日からその月の節入り日を遡る日数÷3
女・・・生まれ日から次の月の節入り日までの日数÷3
 
つまり陽年生まれの男と陰年生まれの女は前述の計算で出た数字が大運の節になる年数で、10年ごとに月干支を元に順行していく。
陰年生まれの男と陽年生まれの女は逆行していくのである。
男女の大運は正反対に進行していくのである。
この大運の取り決めには何の疑いもなく鑑定してきた。
何故、男女の大運の巡りが逆になるのか、その理由も知らずにである。
今回、生年月日が同じ男女のスポーツ選手を例に考察するが、生時が不明な点と、たった一例だけで結論は出せない事を承知で二人の今までの略歴を比べてみようと思う。
 
年 戊申(庚)
月 辛酉(庚)
日 辛巳(丙)
時 不明    
 
大運(男)9歳9ヶ月 順行
 
辛酉 0〜 9
壬戌10〜19・・・18歳、高校野球で活躍後プロ入り、1987年初登板でノーヒットノーラン。
癸亥20〜29・・・20歳頃、左肩故障。1994年引退、1996年に球団スカウト職。
甲子30〜39・・・2004年から球団コーチ就任
 
大運(女)0歳2ヶ月逆行
 
辛酉  〜 0
庚申 0〜 9
己未10〜19・・・高校生アマゴルファーで活躍。
戊午20〜29・・・20歳、海外でアマチュアツアー優勝。1991年プロ入り
1994年、日本女子オープン制覇
 
二人は男女の違いこそあれ、20歳前後に最も活躍したスポーツ選手だった。
高校生の頃から注目を集めていたのも同じであるが、1994年に引退した男と制覇した女、という現象が興味深い。
しかし、今もなおお互いにスポーツ界に身を置き、それなりに活躍しているようだ。
実生活においての違いは調査していないが、社会においてはさほどの違いはないように思える。
ここで以前からの疑問が少なからず湧いてくる。
男女の大運は本当に順逆するのだろうか?
もしそれが確実に正当性のあるものならば、逆境である時期の解決策がそこに隠されている。
それは、もし逆境の時期、なんの解決策も見あたらないのならば、性の逆転をすればどうだろうか、ということである。
なにもニューハーフになれとか、男みたいな女になれと言う意味ではない。
男と女の違いの根本は、攻撃性と受け身ではないだろうか?
そう考えると、男であって不運であるのならば女性のように受け身思考で生きてみるのも良いかも知れないし、女であっても威張り散らして我が儘が災いしているのならば男の大運になっているかも知れないのである。
おとなしく従順ならば幸運かも知れないのに・・・・・と考えられる。
鑑定上、一つのヒントになるかも知れない。
 


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