Last Updated: 2008/6/17


研究室
 

 Saturday, 17 April,2004    最悪の時期?
先日、ある女流作家が自殺された。
命式は掲示板2chで公表された物であり
正確では無いかも知れないが、考察してみる。
 
年 戊申(庚)
月 戊午(丁)
日 辛酉(辛)
時 癸巳(丙) 陽干の比較的強い印が日主を起こし、時柱・癸食傷が創作活動のある人物の可能性を示唆している。
 
大運 4年7ヶ月逆行
 
戊午 0〜 3
丁巳 4〜13
丙辰14〜23・・・・1987年 小説において新人賞を取る。
乙卯24〜33・・・・1993年、泉鏡花賞受賞。
甲寅34〜43・・・・2004年甲申年・戊辰月逝去。
 
子平で言えば、自殺するような時期をこの命式に当てはめると、戊・印が大運、流年に重ねて巡り、印を甚だしく強めて水気食傷へ洩らす事を防ぐので
切迫して自殺に至ったと説明出来るのだが、それは14歳から23歳までの大運丙辰ですでに巡っているし、実際には今回は大運・流年ともに甲木・財が巡り、旺じている。
つまり戊印が剋された時に自害しているのである。
木気が火気官殺を強め、日主・辛を弱めた為とは言い難い。
火気の時支・巳や月支・午は確かに日支・酉金を剋して、命式を身旺にはせず、やや身旺か中庸にとどめているのであるが、日主に隣接する官殺もなく、
逆に月支・午丁は月干・戊印を生じる働きをする。大運4歳〜13歳に至っては丁巳運で巳火官殺が旺じていたのだ。従って、木気に剋されて悪運に至るのならば、命式の戊印は必要な物であると判断するのが妥当である。
 
ただ、それほど最悪な時期だとは思えない。
命式にはそもそも木気財が無く、大運・流年で木気財が巡れば五行のバランスが取れるはずである。
 
ならば何故自殺するに至ったのか?
印が財によって剋されるということは、
ひとつに発想や思考の限界が訪れていたのではないかと推測できる。
当然心身の健康状態にも影響してくるだろう。
戊辰月に事に及んだということは、大運・流年に甲財が巡るなかで唯一の土印ではあるが、なまじ身を助ける印が強い財のなかで埋もれては浮かび、浮かんでは埋もれるという、不安定な心境にさせたのではないかと思うのである。
 
本来ならばバランスが取れる時期なのだから、同じような命式であったとしても、別の行動をとれたであろう事は確信できる。
 
 
 


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