笑気麻酔(精神鎮静安定法)

 笑気麻酔は、亜酸化窒素の麻酔作用を利用した、安全な麻酔方法です。
 
※ 産婦人科の無痛分娩にも使用されています。
 
 3〜5分程度で鎮静状態になります。吸引している間は遠くのほうで音がしているような感じがしたり、ぼんやりした、いい気分になっています。もちろん意識を失うようなことはありません。痛みの感覚が相当鈍くなりますので後に行う注射の痛みがなくなるか、非常に少なくなります。
 
 簡単な抜歯程度なら、注射をしなくても行うことができます。
 
 診療終了後は、笑気の吸入を止めて数分で回復します。
当院の笑気使用基準
 
笑気麻酔はすべてのケースで行うわけではありません。以下の基準で笑気吸入鎮静法を行っています。
 
@ 3〜4才の幼児から小学校低学年の児童
笑気麻酔を使用すると、痛みをほとんど感じません。そのため3〜4歳の幼児でもだんだん歯科治療ができるようになります。
笑気麻酔が好きな子供も多いようです。
 
A歯科治療に不安、恐怖心を強く持っている患者さん。
 
B過去、歯科治療中に神経性ショック、疼痛性ショックを経験された患者さん。
 
C心疾患、高血圧などの循環器系の疾患があり、歯科治療のストレスを軽減するべき患者さん。
 
D嘔吐反射の強い患者さん。
 
笑気の安全性
 
笑気ガスは体内で分解されずにそのまま排出されるので、体に負担をかけることがない為、笑気30%以下なら安全に使用することができます。
 
 一般的には妊娠初期の方、鼻呼吸のできない方、まったく非協力的な患者さんには使用できません。
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Last updated: 2008/7/18