(2) 側筆法 (そくひつほう)
側筆法とは、直筆法に対して用いる言葉で、筆管を倒し穂の腹部を用いて作画する技法である。
直筆法とともに水墨画において最も基本となる技法で、主に面描きなどの比較的広い範囲の表現に用いられる。「三墨法」という調墨法を用いて側筆で絵柄に墨の濃淡の諧調や立体感を表現する
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/ 淡 | 中 | 濃 ||
墨 | 墨 | 墨 | 先はコチラ
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三墨法とは筆の穂に濃墨、中墨、淡墨の三種類の濃度の墨をつけ、それらが穂の中で混和する前に描くというものです。
1、まず筆の穂全体に水をふくませる。
2、次に淡墨をふくませる。
3、2でふくませた墨よりよりも濃い墨を穂先にふくませ、よく混和する。
4、次に再度濃墨を穂先につける。 「逆三墨法」もあります、
※ 三墨法は水墨画の最も大事な基本調墨法です。しっかり練習を重ねることです。
特に調墨の仕方によって、水墨画特有の美しい諧調を表現することも可能です。
付立法(つけたてほう)といわれる技法は用筆法として「側筆法」ともいい、円山四条派の温雅な画風の完成は、この側筆法の成果といっても過言ではないだろう。
《コツ》筆管を紙に斜めに傾け、穂先が線の端を通す、起筆は露鋒、(45度の角度で穂先はそのままで)、つまり筆の腹で描く。線は幅広で柔らかな雰囲気をもつ。
※ 三墨法(後述)に用いる、墨の濃淡に、立体感に、花びら、葉の部分、椿、薔薇・朝顔、万年青等々。ボカシ等、多種多用に使われる。
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