Column
 
みなさまの心に少しでも安らぎが訪れるように祈っております。
そして、ペットロスの癒しになればと想っております・・・
どれか一つでも心に響きますように。
   49日と納骨について…
 四九日とは、亡くなった者があの世に行くまでの期間のことで、亡くなった日から7日ごとに供養する期間の最後の日のことです。この時に納骨の儀を行うのが一般的となっています。
 亡くなった日から7日ごとに初七日、二七日、三七日、四七日、五七日、六七日、七七日(四九日)となり、亡くなった者のために追善供養をするのです。
 この期間はまだあの世に行っていないので、迷わないように7日ごとにお経をあげて供養してあげることで成仏できるように道案内をしてあげるのです。
 四九日の説には、教義上の教えと世間の習慣が合わさって成り立ったとも言われています。
 それは、残された遺族の悲しみが一段落する期間が平均すると49日ぐらいだから、この時を境にして執着から離れて納骨するとうい説があります。
 だとすると、あくまでも一段落する平均ということなので、個人差があると思います。だから、習慣としての儀礼より、心の安らぎを目安にして、心が一段落したら納骨してあげればよいのではないでしょうか。
 死を受け入れ、悲しみから立ち直ったとき、人は少し強くなり、他人の痛みの分かる人間になります。
 これは亡くなったパートナーたちがくれる最後のプレゼントなのです。
 だから、四九日(心の区切りがついた時)を目安に供養するなり、お参りするなりしてあげて下さい。
 
 きっと物事が好転するようになりますよ!
更新日時:
2002/07/11
   “悲しみにありがとう”
 愛するパートナーを失うことはとても悲しいことで、胸の奥が痛くて仕方なく、自責の思いで心が痛むことでしょう。だから、もうペットは飼わないという意見もありますが、私の見解は異なります。
 それは、時を経て感じるようになったことですが、この世での生は短く限りがあることを教えてくれたのではないか?と感じるようになってきました。
 生命というものが無限のものであれば、生命の重さを実感しないでしょうし、人生を充実して過ごすことはできないことでしょう。
 到来するであろう悲しみよりも、人生を一緒に過ごす喜びは比較にならないくらい多くのものを与えてくれます。
 生が有限のものであるから、生命を尊重し他人に優しくなれるし、一日一日を精一杯過ごすことができ、今という時間を大切にできるのではないかとね。
 そして、悲しみを多く経験した者は、それだけ他者に優しくなれるし、それだけ喜びのありがたさを知るのではないかと。
 だから、過ぎ去ってしまった過去や、まだ到来しない未来に憂い・捕らわれるより、命のありがたさを実感し、今という時を彼らの分まで精一杯生きるのみである。
 共に暮らした喜びを悲しみ以下にしないためにも、別れの悲しみよりも出会いに感謝して、いつもこの言葉を伝えることにしています。
 
 “悲しいけど、ありがとう!”
 
 「すべての過去は夢であり、すべての未来は幻である。ただ今日を精一杯生きるものは、すべての過去を輝かしい夢に変え、すべての未来を希望に満ちた幻に変える」
 
 私の好きな言葉の一つである。
更新日時:
2002/07/11
   魂の性質について…
 精霊(たま)=魂の性質についての諸説に、
 1、飛遊性が強く、どこへでも飛んでいくことができる。
 2、憑着性に富み、いたると所のあらゆるものに憑着する。
 3、無限に分化する。
 4、位牌や遺骨、居住場所などに遺留する。
などいろいろありますが、死後もなお生きている捉えどころのない弾力性に富んだ存在であると言えます。
 この諸説の中にあるように、魂は生前の色々なものに宿るのです。
 それは、遺骨であったり、記憶と呼ばれる心、写真、愛着を示したものなど様々です。
 だから、遺骨や写真、生前の愛用品やいつも寝ていた場所などを見ると魂と心が感応し相い、強く思い出されるのです。(昔の人は写真について、“写真に写ると魂が取られる!”と面白いことを言っていました。言い当ていて妙なことなのですが、死後の魂が写真などのものに分化して憑着することを、感性で感じ取っていたのではないでしょうか。だからそんなことを言っていたのですね。)
 人間と愛情関係が強かったものは、必ずあなたの側に帰ってきて、生前と同じ愛の波動を感じ取っているはずです。
 だから、必要以上に悲しんでいたり、自分や他人を責めたりしていると、なぜ泣いているのか?なんで責めているのか?が分からずに自分が戻ってきたことに戸惑いを感じてしまいます。
 心に愛情を抱いているだけで、それを感じ取ってくれているもので、可愛がっていたパートナーたちの毛ざわりや鳴き声、笑顔で過ごしたあの日々は帰ってきませんが、思い出して話し掛けてください。
 魂は想いに留まり、私たちの心に宿っています。
 亡くなったパートナーのことを思い出してあげることが安らかな祈りとなり、相手が見えなくても確実に届く愛なのではないのでしょうか。
更新日時:
2002/07/11
   魂について思うこと…
 「たましい」があるのか?ないのか?と聞かれることがありますが、私はあると思いますし、信じています。
 これは宗派としてではなく、私個人としての見解なのですが、魂の存在を実感をしているからなのです。
 小学生の時から、動物を保護したり、死に目を看取ったりで、最後に「寂しくないから、僕の心においで」と魂の存在を信じ心に引き込んできた。周りに話してもなかなか理解してもらえないので、私しか知らないことなのです。
 それがお祭りの夜に、人相占いの前を通りかかると、「あなたの後ろには動物がいっぱいいる。興味があるからいらっしゃい」と言われたことがありました。
 私を知らないはずの第三者から、私しか知らないはずのことを言われたことで、目には見えないけれど私が信じて行ってきたことは正しかったのだと確信しました。
 そして、最後を看取るときいつも“動物たちのために心からお経が読めたらいいのに…”“彼らの為にちゃんと供養してあげたい…”と思っていました。
 その後、好きになって結婚した人がお寺の娘さんで、僧侶への道が開き僧侶となった。
 きっと彼らは、これからのみんなの為にも、私の為にも僧侶になってと導いてくれたのである。
 教義で「因(要因)・(縁)・果(結果)」という教えがあり、私の人生にそれは当てはめることができる。
 動物の死を看取ることやお経への想いが因となって、妻との出会いが縁となり、僧侶になったという果に至った。
 これは、まさに魂の導きであり、事故で亡くなった動物たちや、保護したが自然に帰せなかった者たち、私の飼ってきたパートナーたちの魂が、私を導いてくれたのだと感じざるおえない。
 そして、この私の生き方が魂の存在を証明しているようなものである。
 すべての死には意味があり、意味を持たせることで生を意義あるものにすることができるのではないか。そうして受け入れてあげることが亡くなった者たちにとって嬉しいことなのではないであろうかと僧侶になって感じることである。
 私の信じてきた魂の存在、目に見えぬ魂の存在、因果律などからも、私は魂というものを人生として実感しているのである。
 亡くなったパートナーたちには魂があり、その魂に導かれる出会いなどがあることをみなさんも実感しているはずです。
 
 
更新日時:
2002/07/11
   ペットラヴァーズミーティングに出席して…
 東京都武蔵境市民会館にて、ペットロスの悲しみについて話し会いをする会に参加させて頂きました。
 そこにいる参加者全員が愛するパートナーを亡くした悲しみを経験し、そのときの気持ちについて素直に話し、共感したり、励ましたり、意見を交わしたりし、お茶やお菓子を食べながら和やかに話しは進んでいきました。
 自由な雰囲気でとても話し易く、そこにいる人は同じ悲しみを経験しているので、理解してもらえる安心感がそこにはありました。
 この時の印象で強く感じている事は、亡くされた飼い主さんにとってはとても悲しい事ですが、亡くなったパートナーからしてみれば、幸せな生涯を過ごせて幸せな子たちだなぁと感じました。
 自然環境の減少、動物虐待、実験動物、保健所での殺処分などいろいろありますが、病気にしろ事故にしろ、最後まで愛情ある飼い主と巡り会えたのは“ソウルメイト(魂の伴侶)”だからなんだと、悲しみに涙する飼い主さんを暖かい微笑みで眺めていました。
 “これだけみんなの死に悲しみ、生前に愛をくれた優しい人に出会えて、みんな幸せ者だね。生まれてきてよかったね。これからもみんなの優しさ・思いやりに応え、心の中で一緒に生きて!そして、今度はみんなが飼い主さんさんを守っていくんだよ。”と心の中で皆さんのパートナーに語りかけながら話を聞いていまいした。
 僧侶というものは本来、多くの人と語り合うことであり、様々な話を聞くことにある。そして、同じ想いを共感して新たな絆を結んでいくことが、亡くなったパートナーたちが導いてくれたプレゼントでもあるのだと感じました。
 今回、動物想いの優しい人々に出会えて、とてもよかったと思っております。
 毎回、参加しようと思っていますので、みなさんも参加してみてはいかがですか。
 
 
更新日時:
2002/07/11

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