東京にてお客様と会いますと、新潟の方は雪はどうなのですか?とよく聞かれますが、今年は暖冬でまったく雪がありません。
たまに雪は降りますが、日中が晴れの日が多くて温かいので積もることなく解けてしまいます。
1月の初め頃は、「今年は雪がなくていいね」などと話をしていたのですが、ニュースなどでも異常と言われるようになってきて、人の意識が変化してきたのか、「こんなに雪が降らないと、何かあるではないかと心配になるね」などと会話が変ってきました。
その通りですよね。暖冬ということは周期的にもありましょうが、温暖化となると話は別問題です。
私は大学のゼミで地球環境問題を研究しており、入学時の面接でも経済活動と環境問題を連動させることで環境保護活動がしたいので…などと話をしていたくらいですから、今年に入ってから妻には温暖化の懸念について話をしておりました。
私が環境問題に興味を持ったきっかけについて話しましょう。
高校に入った頃のことですが、長年愛用してきたタンスを処分することになったのです。
このタンスは私が小さい頃から使っていたもので、タンスの内側には当時のお菓子のおまけシールなどが貼ってあり懐かしいもので、成長するにつれ衣服よりも私の場合はおもちゃ箱のようになっており、古くなって部屋換えするにも大きくて場所を取るから、これを気に処分して新しい物にしようとなったのです。
この愛着あるタンスを一枚板に分解しながら思ったのです。
このタンスを土に植えたら芽が出るのか?
大きな木になるまでどこかで生きていたのに、人に利用されるために切り倒され、母の代から使わせてもらったので十分なのかもしれませんが、それでも使えない訳ではないのです。
古くなっただけで、ちょっと引き出しにくいだけで、使えないのではないのですが、捨ててしまうのですよ。
それでも土に返せば台地の栄養になるかもしれませんが、処理施設で燃やしてしまうのですよね。そうなると、命は循環しないことになるなぁと思ったのがきっかけで、環境問題に興味が湧き勉強するようになっていったのです。
その高校生の時に本を読んで知っていたことが、今起きているのですよね。
あの時は、100年後の話として書いてあって、論文を書いていた時は、50年後の話として書いてあって、ここ近年に起きている地球規模の問題は予測よりもずっと早く進行しているのですよ。
地球という環境は、いつも一つ前の世代から受け継がれるもので、今の地球環境は私たち世代のものではなく、次の世代からの借り物であるというのが、考え方になります。
その借り物を壊して汚して返していいのでしょうか?
自分たちの世代だけが良ければそれでいいのでしょうか?
国や自治体の借金にしても同じです。
その世代の人たちがお金や名誉という自分だけの利権から、どんどん債権を発行して私利私欲を肥やして、その付けはいつも次の世代です。
裏金の返済だって、当時の人たちの分は免除して取り上げず、昔の付けを現職の人が返すのですよ。
会社で問題が発覚してもトップや経営陣は退陣していて、新しくなった人たちがその後の問題発覚などについて陳謝しているのです。
とっても滑稽な感じがします。
いつだってそうです。
自分さえよければ、それでいい。
そんなつまらない発想を、もう終わりにしたいですね。
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