つれづれなるままに

 
気まぐれなるままに綴る
感じたこと思ったことなどを書いています。
 
感じ方は人それぞれですから、
適当に(さらりと)考えて、
ご自分の気づきや学びにして下さい。
2004/04/29    知足安分
先日の続きになりますが、仏教では「仏遺教経」という中で、少欲(欲の少ない者は苦しみ悩むことが少なく心穏やかであること)と知足(欲望には限りがないことを知り、足りていることを知ることで心に平安があること)について書いてあります。
 
(和訳で簡単に記すと)
少欲の人は苦しみ悩むことが少ない。足ることを知る者は、たとえ地上に臥すような生活をしていようとも安楽である。足ることを知らない者は、たとえ天堂に暮らすような生活をしていようとも満足ということがなく、欲望に引きずられて憐れである。
 
というように、欲望は尽きることがなく、求めて得ても満足することはなく、さらに求めるようなもので、得ればさらに求め、得れなければ不満を抱きそれに悩み苦しむのですよね。
そして、欲望というものは、いつまでたっても尽きることがないことを知り、多くを求めることをせず、今あるものに満足して、感謝できる者は幸福感が増すのですよね。
遠くに幸せを求めて得られないよりも、自らの周囲を知ると意外と大きな幸せがあるものです。
だから、人が羨むようないい生活をしている人であっても、欲望に限りがなく、足りることを知らないのであれば、いつまでたっても心は満たされず、たとえ貧しい生活であっても、欲少なく、足りていることを知り、感謝をもって生活しているものは、心は満たされ豊かになり、幸せを実感できるのです。
 
いくら物を求めても幸福になることはなく、幸福になるためには、まず心を満たさなくてはならないのですね。
 
私たちは裸で生まれてきているのですから、本来多くの物を得なくてもいいのですよ。
 
私たちと共に暮らしたパートナーたちは、多くの物を求めません。
生きることが幸せに繋がる生き方を知っています。
 
学ばなくてはなりませんね。
 
2004/04/26    衣食足りて
「衣食足りて礼節(栄辱)を知る」という古事がありますが、これは、「物質的な不自由がなくなって、はじめて精神的な面にも心を向けるゆとりができる」という意味ですが、現代は、「衣食足りすぎて、礼節(栄辱)はどこへやら」となっていることは、周囲の状況を見れば思うこともありますよね。
 
今日会社でもありましたよ。
トイレに行くと、トイレットペーパーの端切れが落ちているし、無くなったトイレットペーパーの芯が倒れて放置してありました。
特別に、私のいる会社が礼節に欠けているということでもなく、他でもそうなのではないのでしょう。
私はサラリーマンを6年ほどして、転職も経験しましたから、概ね似たようなことはありましたし、修行寺でも似たようなことは、日々ありました。
 
いったいどうしてなんだろう?って思います。
 
トイレのペーパータオルにしても、使い切るとそのままになっているし、ゴミ箱がいっぱいでだと山積みにして落ちても気にしない。
 
会社で紅茶を作って、たまには砂糖でもと思い戸棚を開けると、瓶には砂糖が入っておらず、その奥にある袋から使っている形跡がある。
 
どうして、そのままで平気なんでしょうか?
 
トイレットペーパーの切れ端なんて自分が使ったんだから拾って流せはいいのに。
トイレットペーパー替えたのなら、芯はゴミ箱に捨てればいいのに。
砂糖をわざわざ袋から使うなら、瓶に詰め替えておけばいいのに。
ペーパータオルなんて、洗面台の引き出しに入っているのに。
ペーパータオルなんて、いっぱいの様に見えても、押せばまだ十分入るのに。
 
み〜んな自分勝手ですよね。
 
自分がしているのに何もしない人あり、自分がしていないからと何もしない人在り。
 
私はいつも、紙切れ流し、芯を捨て、ペーパー替え、ゴミ箱を整え、砂糖を瓶に詰めているような気がします。
 
こんなに大勢の人間がいて、みんな何もしないの?
なんで私がよくしているの?
 
礼節も何もあったものでありません。
つい言いたくもなりますね!
 
衣食足りて礼節を知るのなら、礼節がないのは、これでも衣食が足りないのかもしれませんね。
そうであったら、人の抱く欲望は恐ろしいですね。
 
2004/04/25    供養祭
本日は新潟の長福寺にて合同供養祭がありました。
 
参詣していただいた方、読込にて参詣していただいた方、お手紙にて参詣していただいた方、皆様の想いを心と共に祈らせていただきました。
皆様の想い、とても嬉しく思います。
 
一人の想いだけでも、大きくあるのに、それぞれの想いが集まって、共に幸せを祈ることができ、多くの子たちが喜んでくれている事と思います。
 
朝まで天気が悪かったのですが、供養祭が終わる頃には晴天になり、とても清々しい供養祭になりました。
本堂でお話したり、外でお見送りしながらお話したり、座敷でお茶を飲みながらお話したりで、とても和やかに過ごすことができました。
 
これも、皆様の優しい気持ちが自然と和となって、その和の中に居させていただけることを心より感謝致します。
 
本日も、御参詣いただき誠にありがとうございました。
 
東京・新潟共に、春の合同供養祭が終わりましたことを御礼申し上げます。
 
2004/04/21    紙の表と裏
ご存知の方もおりますが、多くの方が知らないことなのですが、私はペット霊園と僧侶以外にも、深夜働いております。
この深夜の仕事は求人広告の校正で、紙を扱っているのですが、最近の会社はコピー用紙を無駄にしないように裏紙を使用することが多いことかと思います。
 
この紙というものは、表に印刷をすると表として扱われ、その後再利用される時は、表は表でも裏紙と呼ばれるのですよね。
 
何だか、この話題からも悟りを得そうな感じですね。
 
この紙なのですが、
裏はいらないから、表だけの紙はあるでしょうか?
表はいらないから、裏だけの紙はあるのでしょうか?
紙は、どんなに薄く割いても、細かに切っても、表と裏はいつも一緒なのですよ。
これは、いろいろなことに当てはまりますね。
 
幸せについても同じなのでしょうね。
幸せだけがないように、不幸だけもない。
幸と不幸は表裏一体で、いつもセットになっているのでしょう。
 
このコピー用紙と同じように、状況によって表だとか裏だとか言われ、同じものを見る面から判断しているのですよね。
 
幸不幸も同じように、見る面という心のありようが、同じものも幸不幸と決めるのでしょうね。
 
必ずしも幸福そうに見える人が幸福とは限らず、必ずしも不幸そうに見える人が不幸とも限らないのです。
 
不幸のない幸福もなければ、幸福のない不幸もないのです。
なれば、心の見方をできるだけ、いいようにありたいものですね。
 
そうすれば、幸不幸の分量は同じであっても、感じ方はまったく異なった分量になるでしょうからね。
 
2004/04/19    大阪に集ま〜れ
来月の5月9日(日曜日)、大阪で愛する子を失った悲しみを癒す会:「ペットロス・キュア」を開催致します。
関西方面の方で、お時間のある方はご参加下さい。
 
そして、愛する子を失った気持ちを、話し合い、分かち合いましょう。
また、参加してお話することができなくても、参加して聞くだけでも、一人ではないことを感じることができると思います。
集まる方はみんな、同じ想いを心に抱いておりますので、心にあるどんなことを話しても、共感できることかと思います。
 
参加は自由で、入退室も自由です。
参加費は1,000円とさせていただいておりますが、徴収するわけでもありません。皆様の判断にお任せします。
 
 
日時:5月9日(日曜日)13:00〜
場所:大阪市中央区久太郎町1−6−21
    『Pureカウンセリングセンター』
交通:地下鉄堺筋線 堺筋本町駅 6番出口 徒歩1分
 
地図:こちらのアドレスでご確認下さい。
    http://www.petcounselor.com/map.html
2004/04/18    供養祭
本日は東京分院での春の合同供養祭でありました。
参詣いただいた方、読込にて参詣いただいた方、お手紙にて参詣いただいた方、同じ想いを共に祈らせていただきました。
ご参加していただき、誠に有難く思います。
この場を借りて、御礼申し上げます。
 
多くの想いの集まりから、より澄んだ、より強い、素敵な祈りになって、多くの子たちに想いが伝わったことと思います。
その皆さんの想い、どんなに嬉しいことかと思います。
 
供養・話の後には、みんなで祭壇を取り囲み、それぞれにお話をすることができて、とても和やかな供養祭になりました。
これも、皆様の優しい心の賜物と感謝しております。
また、その心に触れることができる、想われている子たちは幸せな子たちですね。
2004/04/15    紐が大好き
午後に夕刊フジの取材が分院であり、衣を着た写真も掲載したいとのことで、実家の私の部屋で衣を畳んでいると…
 
(見てはいないが)
狙いを定め、背を伏せては近づき、尻尾とお尻をフリフリさせながら、近づく気配あり!
 
案の定、衣の紐に目がけてラブ(実家のキジトラ猫:10歳)が突っ込んできた。
おかげで、きれいに畳んだ衣はメチャメチャ!毛だらけ!
「こ〜れ」と注意しながら再度チャレンジするものの結果は同じ。
きれいに畳み終わっても、紐を出そうと手を伸ばすので、もう行かなくてはならなく時間がないのですが、大好きな紐で遊んであげました。
 
ラブの大好きな紐とは、これではなく、衣を縛る太くて長い腰紐なんです。
 
高価な紐なのでしょうが、私はこの紐でラブとよく遊ぶ。
ちなみに、携帯のストラップから、靴下、ベルト、私が出かける前はラブにとっては遊びがいっぱい。
 
いろんな物で遊びますが、衣の腰紐は格別みたいです。
他のものでは見せない目の輝きに、もうこれ以上の物はないという興奮状態、遠くに投げれば何度でも咥えて持ってくるほどで、きりがありません。
 
うちのラブは違いが分る猫なのです。(親バカです)
 
 
(この光景を妻が見たら…、
「それ高いんだからねー! 他の物で遊びなさーい!!」と叫ぶことでしょう。)
2004/04/11    ピクニック
ここ数日は新潟もいい天気が続いております。
それにしても今日はいい天気で、どこかに行きたくなるような日和です。
また、日曜日なのにペット霊園は何もなく、とても長閑な感じです。
 
だから、どこかに出かけようかと思いつつも、お客様がいらっしゃらないからこそできることもあって、私は昨年から持ち越している境内整備をすることにしました。
 
少しすると、3人の子供たちが小さなシャベルを持って手伝いに来てくれましたので、一緒に遊びながら残土運び(砂遊び?)をしておりました。
 
しばらくすると、今度は妻が、レジャーシート・おにぎり・水筒を持ってやってきて、天気がいいので、外でご飯を食べようとなったのです。
本堂前にシートを広げ、用意が整い
「ほら、ごはんだよ〜」
とピクニックの始まりです。
みんなで手を合わせ、大きな声で
「せ〜の。いただきま〜す」
 
どこに出かけるわけでもなく、家族みんなで、お日様の元(仏様の前でもあります)、ご飯を食べ、その後は自転車乗ったり、縄飛びしたり、ボールで遊んだりで、まさにピクニックとなりました。
(ちなみに寺猫たちは、お腹いっぱいなこともあり、私たちの食べ物には興味ないようで、あちこちで日向ぼっこをしています)
 
我が家らしい、小さな幸せをいっぱい感じる長閑ないい一日でした。
2004/04/08    時間をつぶす
時はとても大切なものであるということを実感している人は言わない言葉。
 
それは「時間をつぶす」である。
 
時間は生かすものであり、
時間は活かすものだし、
時間は過ごすものだし、
時間は作るものなのです。
 
私たちは生まれた時から、死に向かって生きているのであり、その時に至るまでの時間というものは、とても貴重なものなのですよね。
 
それなのに、よく“時間をつぶす”という言葉を聞きます。
この言葉を言っている人は、時間を自分の所有物として支配しているつもりなのでしょうね。
 
でも、本当は、時間につぶされているのですよ。
所有しているようで逃げられて、支配しているようで奴隷になっているのです。
 
時間は天から与えられたものでしょうから、感謝して今を生きましょうね。
 
時間とは創造的なものですから、
“つぶす”という破壊の言葉は似合いません。
 
2004/04/05    ぶつかること
先日、待ち合わせに急いでいて、人ごみの中を歩いると、同じく前から人が歩いてきました。
私も、相手も、避けようとして、右に左に避けるものの、同じ方に避けてはぶつかりそうになりました。
気が合うのか?気が合わないのやら?
なぜか、同じ方に避けては、ぶつかりそうになることってありますよね。
 
このとき、私は急いでいて優しさを忘れていたのです。
 
こういう時って、どちらも避けようとしているだけで、べつに相手に道を譲ろうという気持ちなんてない時なんですよね。
相手を避けて道を譲っているように見えて、心では我が道を歩いているだけで、ぶつからないようにしているだけで、心では何も譲ってはいないのですよね。
 
気が合う。という意味では、道を譲れない者同士ということで。
 
気が合わない。という意味では、ぶつかりそうになるということで。
 
 
もし、お互いが優しさから道を譲っていたとしたらどうなるでしょう?
きっと、ぶつかりそうになるのでしょうね。
でも、そのときは、「なんだよ!」という気持ちではなく、おもわず微笑んでしまうような気持ちでしょうけどね。
 
気が合う。という意味では、優しい者同士ということで。
 
気が合わない。という意味ではないですね。
 
 
角のある心は物事にぶつかりますが、丸みをおびた心は物事を上手に流せますね。

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Last updated: 2005/2/1