フライを浮かべに
  フライフィッシング風な釣行記
 

雪の世界へ

3月8日 


午前8時過ぎ、本流筋を走って行くも釣り人は見かけず、
四郷沿いでやっとポツポツと釣り人が見え始めた。
 
 温泉を過ぎて麦谷に登る。ポイント到着。 しかし、
今日はさらに減水、流れがほとんど停まった状態になっていた。
小さいアマゴがの隙間でウロウロしている。
 暫らく待つがライズしそうに無い。それにこんな状態ではフライが流れない。
そっと近づいて ためしキャスト、
着水と同時にあっというまに藻の中に隠れてしまった。
すごい警戒心、先週とは違う反応、
ライズするんかな?」まだ時間的には1時間ほど早い。
 
 上に行くことにした。
先週の雪道は積雪なく「かなり上まで行けそう」
右に渡る橋を過ぎると路肩の雪が多くなってきた。
緩いカーブを回り込むと前方が真っ白
「これは不味い...」
Uターンする余裕がないのでバックで橋の袂まで戻る。
 
ザッシュザッシュと300m程度歩いて振り返るとこんな感じ。
3人の新しい足跡、動物の足跡鹿、猪、ウサギ、ねずみ?
二人は川など気にせずの歩き方
もう1つは川を覗きながら歩いてるのが見て取れる。
(私の足跡だ。)


とりあえず誰も入ってないようなので車まで引き返して入渓、
前進、前進、前進、さらに前進
「なぁ、ナンでも良いから反応してくれょ」
 
だんだんと積雪の厚みが増してくる頃、やっと反応、
朱点鮮やかヒレピンの錆び無し??アマゴ。
でも、この雪世界でなんで錆がほとんど残って無いのか
鮮やかなオレンジ尾びれが長めに見えてしまう。
蛍光イエローのような胸ビレ
18cmにわずかに足りないが、精悍な顔つき。
 
滝に阻まれ、道に上がろうとする。見た目は雪でなだらか。
しかしここはゴロゴロ石の土手のはず。
慎重に踏みしめて上がっていく。体重かけると膝までズッポリ、
汗をじんわりかきながら這い登る。
 
 ここからしばらくは釣り上がりがきついので堰堤ヘリポートまで歩く。
二人の足跡は続く。
再度入渓して上がってくるもまだ足跡は続く。
この辺りは雪質がさらさら、靴底の跡がくっきり
トレッキングシューズ?
どうも山登りの人のようだ。
 
(這い上がって下流側の風景です)
上に行くほど反応が良くなる。しかし、小さいし、フッキングできない。
 
小さいの6匹追加リリース
ここはという渕も小さいのが飛び出る。大きいのはまだ寝てるのか?
 
ふと気づくともう2時前
上の樹から雪が解けて雨のように降ってくる。
川の中に雪の塊がトポンと落ちる。
 
「引上げるかな。」
 
しん とした中で雪の落ちる音、腰を下ろしてタバコ一服していると
綺麗な鳥のさえずり。見上げるが何処に居るのやら。
 
      しばらくは枝越しの空間が開放感を与えてくれる。
      葉が茂るとここは薄暗い世界となってしまう。
       その前に訪れる萌黄色のすばらしい一瞬
       残念ながら紅葉世界は禁漁期。
 ザクザクと歩いて車まで戻る。くるぶしまで沈む雪道は結構ハード
半年の運動不足の体は汗を排出する。
 
 私の車の横にもう1台、でかい4駆が停まっていた。運転席で熟睡中。
 
 戻ったライズポイントは静粛の世界。遅すぎた。 諦めて温泉まで戻る。
ここで少し様子を見よう
分岐まで釣り上がるが、減水の流れからアマゴが出ることは無かった。
道を歩いてると先の4駆が下ってきた。通り過ぎたかに見えたが、
広くなったとこで停止、出てきた。
 「こんにちは、どうですか?」 
前に一度話したルアーマンかな。人の顔を覚えるのが苦手なので確信が持てない。
「何処からですか?」「奈良です。」
大又のイワナを狙ってる方の餌&ルアーマンだった。
 
情報交換、やはり放流アマゴはサイズがかなり小さくなってるらしい。
「放流量も漁協の公表量よりずいぶんすくないと思うんですが。」 
大又はまだ大きいのは活動して無いらしい。「5月頃まで休みます」とのことだった。
 
   来週には道の雪はなくなるだろう。大又も覗いてみるかな。


end