フライを浮かべに
 フライフィッシング風な釣行記
 

鮎のざわめき

川沿いを走るとポツポツと川を覗いてる人がいる。
真剣な目付き、とおもう。
あしたは鮎の解禁だ。
今年はかなり沢山、広範囲に均一に入ってる。
が、問題はそのサイズだ。
ナンといっても小さい。それにまだ集団でゾロゾロ、縄張り意識が全然皆無。
こんな状態では囮も追わない。
集団の中を引きずり回して引っ掛けるしかないだろな。
 
村の中を通ると長い鮎竿を伸ばしてる人たちが居た。
新調した竿を見せ合っているのか鮎師にとっては一番わくわくの日だ。
今日は鉄の湧く温泉方面に向かう。
温泉の谷には釣り仕様車があった。更に奥へ。


少し増水気味だが、この谷にはちょうど良い。
落差は堰堤で阻まれ、
平坦な流れになっているのでちょっと増水しないと活性が上がらないのだ。
すぐに1匹目がフライに飛びつく。
写真の撮る場所が無い。苔むした岩の隙間をやっと見つける。
 
カジカが鳴き始めている。ギュワギュワ
まだ爽やかな鳥のような鳴き声とは程遠い。と思いながら、水面のフライに集中、
キャストを繰り返す。
すぐ横で茶色いのがグワッと動いた。
 
なんだぁ!!
 
心臓が落っこちそうになる。目だけ動かして、見ると
だった。
ギュワギュワ ギュワギュワ
カエルじゃない。鳴き声の正体は。
こっちを必死で威嚇してる声だったのだ。近くに巣があるに違いない。
それ以上近寄ったらつつきまわすぞ!
とこっちをにらみつけてる
とりあえずパチリ、カメラ目線。3mは離れていない。
 
良いフェザントテイル持ってるなぁ。
邪魔してごめんよ。


やはり、良い感じの増水。順調に釣果を上げる。ちっこいけど。写真撮る場所無いけど。
 
最近、どうも納得できない状況で不完全燃焼気味だった。
きょうは
流れ下るフライに素直に飛び出す。あわせて引きを楽しみながら寄せてくる。
ここで出る!で出てくれる。
 
フライフィッシングしてるなぁ。
木津川を下り、蜂の巣橋は重く厚い流れで釣り上がれない。断念。
四郷を登っていく。
ウロウロできるのも今日までかなぁ
明日からガソリンがまた上がる。
帰りに満タンにしておかなければ!
 
何か赤い絨毯があるぞ。車から下りて見てみると
クサイチゴが沢山、実を付けていた。
数個つまんでみる。
爽やかに甘い奴、水っぽい奴、ナンじゃこれみたいな奴。
味に安定感が無い。
そろそろ木苺の季節になっていく。
麦谷に上がっていく。通行止め看板下を釣りながら土曜日も活動しているのかチェック。
トラックの上り下りは無いようなので
看板無視して登っていく。
(いつからいつまで、何処で、土日はぐらいは明記して欲しいものだ!)
 
要所要所に番号看板がある。対向できる場所の番号だ。
ということはかなり大掛かりな工事か。
橋を渡ってヘリポート堰堤が搬入場所になるようだ。
工事が始まったらとてもじゃないが危なくて登ってこれない。
歩き、は夏にはきつい。
川を覗くと白い濁りが入っている?もう始まっているのか。
工事で濁り入ったら釣りにならない。
下って、増水時しか釣れない流れ出しに入る。
下の流れ出しで3匹、そして上の流れ出し。ここは前回良いサイズを釣り逃がしている。
今日こそは
 
慎重にキャスト、3投目。
バシャッと出てフッキング。良いサイズ
やったっ!
その瞬間に下流に猛ダッシュされてラインが緩む。慌てて手繰るが、
スコンと外れた。
 
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