★旅の面白さは・・・自分で企画、実施、旅先での人との出会いと文化・歴史、変化対応、旅の記録とA〜Zのストーリーを楽しむことがたまらないね・・・

青春18キップの旅

常々行きたいと思っていた「日本一の大仏」と鋸山の「石切り場跡」「地獄の覗き」今日叶えられる・・・

 1    第4日  8月20日 晴   千葉県 三名山の鋸山と日本一の大仏
更新日時:
2009.09.22 Tue. 
◆本日の行程  
JR新宿駅7:17(総務本線)→ 8:20 千葉駅8:58(内房総線)10:23浜金谷駅10:30→11:00車力道登山口→百尺観音→地獄の覗き→大仏→日本寺→15:30JR保田駅16:38(内房総線)→17:57千葉駅18:11→ 18:43成田18:4→19:28我孫子19:32→ 20:09上野駅 21::30→21:37東京駅23:10(ムーンライトながら)
 
◆6時に起床して、ホテルの朝食和定食 を食べた、久し振りの味噌汁は美味しかった。
ホテルを出てからトイレに行きたくなり、昨日JR新宿駅では混雑して困ったのでプリンスホテルのロビーに入り、チェックアウト・タイムで忙しくしているが受付のお方にお願いしてトイレをお借りした。気持ちよく応対されて、さすがにホテルマンの接客マナーは一流である。 JR新宿駅を7時17分乗車千葉駅で内房総線に乗換えた、東京湾を右に見て列車は進む、木更津駅を過ぎて大貫駅から佐賀町駅の近辺と思うが、海側の小高い山の上に白い東京湾観音像が際立ってよく見えた。「浜金谷駅」10:23到着した、駅陸橋からは鋸山が近くに見えた、
 
※鋸山(329m)は千葉県安房郡鋸南町と冨津市金谷の境に位置している山である、金谷温泉卿もある。 金谷からは鋸山ロープウエーで上ることも出来る。
 
◆金谷駅を10時30分にスタート関東ふれあいの道の道標にしたがってハイキングコースを歩く、街を抜けて金谷川に架かる橋を渡り、JR線の下をくぐると、「鋸山ハイキングコース」と書かれた黄色の目立つ看板があり誘導している・・少し歩くと、正面の三つに分かれる分岐に石段と案内版がみえてきた、 自衛隊のジープが曲がるのに切り替えを何回かして曲がった。何か演習場でもあるのかな?・・・案内板に左が車力道コース・正面石段が観月台経由の関東ふれあいの道コース。さあどちらのコースを選ぶか思案した・・・この石段はポピュラーコースのようだ、車力道という何か凄い興味を引くコースのように感じて、選んで左の道を進むと右側にひかり藻が見られるという洞窟が現れた、水が溜まっていて中に入れない、入口に沢蟹より一回り大きい赤い蟹がたくさんいた。高速道路のガードをくぐると鋸歯状の山容が視界に入る、その先が車力道コースの登山口であった。 
※車力道とは山頂付近で切り出した房州石を木の荷車でブレーキをかけながら女性が山麓まで運んだ道である。
 
◆登山道入口を入った杉林の薄暗い所で、迷彩服を着た自衛隊員数名とバッタリ会う、それまで金谷駅からは人影もなかったのでビックリした。(炎天下に歩いて登るのは私ぐらいかな・・) 今日は演習ですかと聞くと、野外活動であると・・1人で歩いているの、そうです、気をつけて登ってください・・出会いの記念撮影よろしいか?喜んで夫々ポースをとって撮影に応じてくれた。若い人達と合うのはいいな・私まで若返ったような気分になる・・若さのパワーを貰い・・お別れの挨拶をして、苔むした岩肌・敷石の車力道を登る、この坂道を空の荷車を引いて、昔の人は登ったのだ・・と思いを馳せながら唯黙々と歩く・・突然視界が開けた分岐に出た、目の前に石切り場跡の垂直にそそり立つ岩壁が見えた・・道標に従い、石切り場跡に出る、垂直の岩壁と、洞穴が大迫力でみごとである。石を保管した場所から、整備された階段をジグザグに登り展望台へ見事な切り出し跡の垂直の岩壁・景観・・最上段で休憩、きれいに切り出した、岩壁を眺めつつ・・その頃の情景を思い出していた、丸太で足場を組み上げて、地下足袋・草鞋・鉢巻姿で石を切り出す・萬力で下に降ろす等の姿が瞼に浮ぶ・・昼飯は手弁当を食べて、下山後の金谷港の酒場で酒盛りを楽しみ等々・・・情景が浮き出てくる・・親方の怒鳴る声・・時には荒くれ男が喧嘩もしたろう・・夫婦喧嘩もしただろう・・熱い恋も、悲しい恋もあったであろう・・怪我をした人、事故で死んだ人・・時は進む・・男女とも重労働に耐えて瀬て活をしていたのだ・・先人達のお蔭でこうして旅が出来る、幸せを感じる。 長い休憩になった、浜金谷方面の港を展望しつつ展望台の階段を下る、ひとり旅は気楽でいいなこのように時間が取れて1人思いに耽る・・・観月台コースとの合流点に向った、「地獄のぞき」を下から見上げると豆粒ほどの観光客が突出した岩の上から覗いていた。これを見られるのはこのコースのよいところである。
 
合流点分岐から岩の景観も素晴しい、額縁に見えるような情景もある。急登の坂道を登りきると、そそり立つ岩壁直下の日本寺北口に出た、拝観料600円を支払う、管理人に巡回コースを確認・保田駅に下ると話すと、保田漁業協同組合のお食事処「ばんやの」のパンフレットをいただいた。ばんやの湯・宿泊施設・番や横丁と道の駅総合編のようだ・・本日歩いて登って来た人は貴方が初めてと管理人の話・・北口から入るとすぐに、岩壁に百尺観音30.3mがある、ロープウエィや車で来た観光客が驚きの眼で見ていた。観音広場から地獄のぞきが空中に浮いていた。稜線に沿って石段を登り空中に突き出た「地獄のぞき」に到着下を見ると怖いな・・・下から見上げたのとは又違うな・・・眼下には東京湾のフェリーが行き交う浦賀水道・対岸の三浦半島の久里浜等を一望できた。心地よいので、旅の疲れも忘れたね・・・さあ!! 山頂展望台から一気に階段を下り・・東海千五百羅漢を巡る・西国観音・座禅石・百躰観音・弘法大師護摩窟などが次々石段に沿って現れる・・日本寺一大きい日本寺大仏へ下る途中にキツネノカミソリが咲いていた、大仏広場に出た、さすがに大きい石造大仏31.05m(奈良東大寺大仏18.18m) 大仏広場の休憩所のベンチで座っていると男女4人グループのお方と偶然話す・・「ええ天気で、大きな大仏やな」・・私の言葉を聴いて、女性があんた大阪と違うか?そうやねん高槻市やあんたは・・交野市や・そんなら淀川を挟んで向かいやんか・・奇遇やな・・女性二人は姉妹のようで、千葉県に住んでる妹のところへ夫婦で遊びに来ているようだ・・写真好きなユニークな千葉の旦那が写真を撮りましようと、ベンチに座っている女性二人と私の三人を撮影して、大仏をバックに5人で記念写真を撮ってくれた。 私のメールアドレスをメモに書いて渡し写真の送信を依頼した。暫く雑談・・今回の青春18キップの1人旅の内容を話した、18キップのことを知らなかったようで、関心を持って聞いていた。金谷から登って保田駅へ下ると話すと車族はビックリしていた。 彼らは駐車場に車を止めている。私は日本寺へ下りJR保田駅から東京へ行き、今夜の夜行列車で帰ると話す。四人組とはお別れして・・日本寺へ・・・
日本一の長い参道は御影石で2639段、鋸山全体を慶内に持つ日本寺へ下る、昭和14年に登山者の失火によって国宝仏像始め、堂宇を全て失くして、本堂は現在建設中である・・観光客はロープウエィや車を利用するが、私1人静かな参道の心地よい木陰を下り続けたが誰一人会わなかった、柱だけ残った無宇門を抜けて、内房総線の向うに海の景色が広がる・・ここから30分ほどで保田駅だ炎天下歩け歩け・野道は心地よく、稲は黄色に色づいて、こちら側からは優しい姿の鋸山が見える・・線路脇の畑の傍を通ると、老婆が腰を曲げて一生懸命に長く伸びた雑草を球の汗をたらして刈っている、今日はお婆ちゃん暑いですねと、声をかけると手を止めて私を見る顔は人生の皺が悟りの表情に見え微笑みを表した。鋸山へハイキングに行って帰りです。どちらから来たの、大阪からです。暫く立ち話をする、お婆さんの息子二人あり東京に出て勤めている、私1人暮しです83歳よ。1人暮らしは淋しいね・・若い人の働くところがないので仕方ないと時勢を痛感している・・草刈をして、花の種を蒔くのだそうだ、線路を挟んで向こう側にも畑があり、草が生えている、ここが済めばあれも刈り取るとのこと、あまり無理をしないでな・・1人暮らしは淋しいのだな・・話し相手が欲しいのだな・・10分は話していたか・お別れして保田駅へ向う。
 
◆保田駅に15時30分に到着電車の時間を確認して、、あまりにも暑いので駅前の古い建物の喫茶&食堂とある店に飛込む・・電燈は消えていたが、80歳代のお爺さんが点灯して出てきた、ビールありますか・・いらっしゃいも云わずに・・ぶっきら棒にあります・・・一本下さいと注文した。済みませんが、携帯電話とカメラの充電をしたいのですが・・壁ののコンセントを使ってください・・有難うございます。ビールは喉を潤し腹に滲みる・・ああ旨いな・・お店の一角に土産物のコーナーもあるのでのぞいてみた、ご当地の名物「びわ羊羹」があったので妻の土産に購入した。1時間近く経過して、お勘定といって、ビールと土産物の計算をしてもらい、充電したものを持って、ありがとうと言って、急いで保田駅へ16時38分に乗ってから気がついた、金額を聞いただけで支払いをしていない。えらいことや・悪いことをした・・食い逃げと持ち逃げだ・・仕方がない、旅が終ってから、送金する・・ところが店名すら覚えていない・・帰宅してから鋸南町の役場に聞けば判るはず・・千葉駅から初めて成田経由で上野駅へ出ることにした。成田で乗換えると、容姿端麗な制服姿の美人スチュワデスが1人向の席に座っていた。美人が居ると車内の雰囲気と景色がいいね・・・我孫子で乗換えて上野駅へ、何年ぶりかな・・息子が日立市に勤務していた頃以来・・10年近くになるな・・汚い印象の東北の玄関と云われている上野駅も改築・改装されて見違えるようになっていた、上野公園へも広いデッキで繋がっている、駅構内で女性がイタイイタイと寝そべって腹を押さえて泣いている、駅員がタンカーを持ってきて、連れて行った、間もなく救急車が着いた。いろんな事が起こるな・・デッキの広場には待ち合わせの人達と、ホームレスがごっちゃになって、あちこちで座っている。何とも云えない雰囲気が漂う・・駅構内に戻り食堂街でカツ丼定食と焼酎のお湯割りの夕食を摂る。妻に無事上野駅に着いたことをメール送信した・・
 
◆東京駅に21時27分に着いた、構内をウォッチングして、昔し夜行で出張した時に、駅構内に「東京温泉」があつて利用したが、探せど無く・駅カウンターで若い人に聞くと、判らんらしく、奥に入って聞きに行く、今は廃止して無くなっているとの返事、残念だが仕方ない、地下の待合室の洗面所で身体を拭き着替えた。売店で缶ビールを買って飲み時間待ちをした。
待合室には夏休みも終りに近づき、大学生の駆け込み旅行者の姿が多かった。
時刻通り、「ムーライトながら」23時10分に発車、夜行列車にも慣れたな・・臨席は男の方で気楽である、焼酎の水割りを飲み12時に就寝した。 今日はいろんな人と会い、珍しい食い逃げ・持ち逃げ事件もあり・・申し訳ないと思う・・帰宅すればすぐに送金する。行きたい所へ行けて満足の一日であった、ありがとうございました。
 
※写真にマウスポインターを合わせると説明文標示
 
 
 


JR内房総線 浜金谷駅 鋸山への道標 三叉路の分岐正面階段は観月台コース・・左は車力道コース
車力道登山入口手前から・・鋸状の山がみえる 自営隊員と遭遇・・記念写真 薄暗い植林の中車力道の石畳
薄暗い登山道から明るい視界の広がる石切り場への分岐 石切り場の一角が迫力で迫ってきた 芸術的な石切跡、洞穴もあり・・
下から見た地獄のぞき 垂直にそそり立つ岩壁 タマアジサイ
日本寺・来た管理事務所 岩壁に彫られた、百尺観音30.3m 百尺観音から見上げた突出している至極のぞき
地獄のぞき空下の見事な絶壁 千五百羅漢が続く 千五百羅漢群
千五百羅漢 日本一の大仏31.3m 補修されている顔
ひと時お話をした村松さん達と 日本寺・薬師堂 日本寺・仁王門
黄金色に実った稲・・保田地区 保田から見た、優しいく見える鋸山 JR内房総線保田駅
地獄のぞきを下から見上げる 岩を削って車力道をつくった 東京湾浦賀水道をバックに地獄のぞきにて
村松グループと記念撮影 大仏前にて小生 東京駅23時10分発・「ムーンライトながら」に乗車

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