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日本産ナガレトビケラ属(Genus Rhyacophila)の写真館
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Vagurita Groupは北米と極東に少数の種類が分布する種群です。
北海道では石狩低地帯をはさんで、東にmirabilis、西にsp.1が普通に見られます。
両種共成虫は通常6月中旬から8月に多いのですが、写真の知床・オシンコシンの滝の上流では、9月末に多数のmirabilis成虫を採集しました。最近、同種を東北地方の山地で採集しましたが、これも9月でした。
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| VAGRITA GROUP |
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「ホソオナガナガレトビケラ」としました。北海道の中・東部には普通に見られます。
♀は特徴がはっきりしませんが、写真右中の腹部第5節腹板にある隆起(♂にもある)でこのグループを分けられます。
近年、同種と思われる個体を秋田、山形県の山地で採集しています。
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| No.20 Rhy. mirabilis Levanidova et Schmid |
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前種に極近縁な種類で、♂の下付属器の形以外に大きな違いはありません。札幌以西の北海道に普通に見られる他、青森県の日本海側の低山地でも採集しています。
前種を含めて、本州北部での分布状態に興味を感じています。
なお、左下の蛹の大顎の形はこのグループに特異なものです。
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| No.21 Rhyacophila sp.(aff. mirabilis-1) |
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西本さんからいただいた新潟県産の標本です。
前の種類に良く似ていますが、区別点となる下付属器の形は少し異なっています。
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| No.22 Rhyacophila sp.(aff. mirabilis-2) |
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Brevicephala種群と近縁なグループは、オスゲニタリアのapical bandとaedeagusの腹突起が発達しているのが特徴です。幼虫では尾肢の形が特徴的で、大顎の歯の形も共通しているように思われます。
未記載種の多くは、細流で採集され、個体数も多くはないようです。
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| BREVICEPHALA GROUP他 |
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ヒロアタマナガレトビケラは中流域でも普通な種類です。
近縁な種類として、神奈川県産の標本で記載されているR. hayakawai は、nakagawaiと入れ替わったもので、nakagawaiが正しいのですが、この種のシノニムとして良いようです。
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| No.23 Rhyacophila brevicephala Iwata |
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ツシマナガレトビケラは長崎県対馬産の種類ですが、朝鮮半島やロシアの沿海州に分布しているR. coreana Tsudaに非常に良く似ています。
この標本は野崎さんからいただきました。
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| No.24 Rhyacophila tsusimaensis Kobayashi |
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福島県会津若松市を模式産地とする「クラッサナガレトビケラNo.25」については、残念ながら一致する標本を持っていません。
しかし、同じ種群に属すると思われる種類は北日本に数種以上は分布するようです。
右の種類は宮城県で採集した、最も近縁な種類と思われるものです。
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| No. 26 Rhyacophila sp.(aff. crassa-1) |
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上の種類に比べるとparamereの外側の枝が発達した種類です。
上は岩手県、下が新潟県で採集されたもので、apical bandの形態の他にも少しずつ異なり、別種と思われます。
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| No.27,28 Rhyacophila spp.(aff. crassa-2 & -3) |
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これも西本コレクションに含まれていた種類で、山形県の採集品です。
この種はparamereは単純な二又状ですが、腹突起の後縁には棘状の小突起が生えています。
続く種類ではこの棘が更に発達しています。
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| No.29 Rhyacophila sp.(aff. crassa-4) |
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