セキュリティソフトの有効期限が切れて、しばらくはパソコンを孤立状態で使ったいました。やっと、新たに働くようになったので、HPの更新も出来そうです。
暑かった北海道も、自宅に帰ってみれば、極楽だったと思うばかりです。
ここで、北海道での行動を簡単に記しておこう。ほとんどは伊藤さんの車での行動で、宿泊など大変お世話になりました。深く、お礼申し上げます。
7月29日(土)
午前4時半、小樽に上陸。10年暮らした札幌を離れてから、26年ぶりの再上陸。時間も早いので、しばらくは小樽の海岸をドライブする。朝里から高速に入り、伊藤さんとの待ち合わせ場所に向かう。伊藤宅に着いてからは、荷物の整理をしてから、夕方からの酒宴の為に、英気を養う。久原、大川さんを交えた宴は深夜に及んだ。
7月30日(日)
足慣らしを兼ねて、近場の採集に出る。最初の場所は支笏湖近くの美笛の滝。以前なら気になる事もなかった、徒歩15分の山道がかなり堪える。ここでは以前札幌の厚別の滝でのみ採集できた種類を採集した。午後は登別方面に向かい、日本の滝100選にも含まれている、インクラの滝などいくつか狙って見たが、滝壺までは行けなかった。
7月31日(月)
1♂の標本しかない種類の採集地、日本海に注ぐ厚田川に行く。細流で採集されている種類と同じ仲間なので、小さな沢を予想していたら、まだ水田が広がる場所で、一寸拍子抜け。1時間弱網を振ったり、幼虫探しをしてみたが、目ぼしいものは見つからなかった。群別川でも空振り。午後は更に北上して、道内に住んでいた頃には道路が通じていなかった雄冬岬の白銀の滝を目標にした。幸い、滝壷に降りられたので、ここで狙いのナガレトビケラの成幼虫を採集しました。また、初めてみるGoera成虫は、後にtungusensisと知りました。留萌までは行かず、増毛から北竜を抜けましたが、採集意欲が湧く場所はありませんでした。
8月1日(火)
標本箱45箱を大学の標本室に置いてくる。以前の標本の確認などもしたかったのですが、懐かしい人との話や夜の研究室での酒宴で終わってしまいました。
8月2日(水)
日高方面に採集に出るが、最初の予定地への道は入り口で通行止め。その後も林道のほとんどが入り口のゲートが閉まっていて、入れない。結局、イドンナップ岳登山口の小枝沢で少数を採集出来ただけでした。
8月3日(木)
この日から泊まりで道南へ出掛ける。まずは日本海沿いのR.229を岩内からせたなへ。途中のいくつかの滝で採集するが、数は少ない。厚沢部町のうずら温泉に宿泊する事に決めてから、近くウグイ川で灯火採集をするが、数は思ったより多かったが、ナガレは1♀のみで終了。
8月4日(金)
北斗市から福島町へ。途中の滝で狙っていた2種類のナガレは採集しました。午後は鹿部から大沼へ。近くの温泉宿を取ってから、大沼の銚子口で灯火採集。ここでも多数のトビケラは集まるが、目新しいものはみられませんでした。
8月5日(土)
森町の鳥崎渓谷の採集で、事前に予定していた道南の採集地をほとんど回る事が出来ました。時間に余裕があったので、詳しい場所が分からなかったオオシュブンナイの滝にも寄ってみた。滝の壁には幼虫を採集できるような場所が無く、成虫だけを多数採集した。これが、今回の採集品の中では唯一の初めて採集した種類(リストのNo.103)でした。
この日に釧路に単身赴任している弟に連絡を取り、7日、8日に釧路に泊まる事を決めました。
8月6日(日)
それまでの採集品の同定。昼前には札幌に行くつもりでしたが、北海道には珍しい猛暑となり、中止。
8月7日(月)
釧路湿原の調査をする伊藤さんに白糠の道の駅まで送っていただき、弟と合流。温根内湿原の散策などをするが、採集品はなかった。夜は居酒屋へ。
8月8日(火)
弟の車を借りられたので、標津〜斜里〜摩周湖〜釧路の単独ドライブ。ただ、予定していた採集場所は通り過ぎ、アポ無で訪問しようとした昔の同級生も夏休みで不在。学生時代に登った斜里岳や摩周岳を眺める程度に終わりました。
8月9日(水)
塘路駅で伊藤さんと合流し、阿寒湖〜足寄経由で広尾へ。フンベの滝で採集してから、えりも町のこれも1♂しか標本のない種類の採集地を案内してもらうが、水面も見ずに採集は諦めてしまいました。他に良さそうな場所を探しましたが、見つからずに終わりました。浦川町の日高幌別川の支流の河原で幕営する事になり、持参したテントをやっと使いました。私がビールで一息ついている時には、灯火採集の白布は黒山の虫に埋まり、採集は伊藤さんに任せてしまいました。
8月10日(木)
夜中からの雨が降り続いていた。朝食前に十勝への山越えの天馬街道沿いに採集適地を探してみましたが、良い場所は見つかりません。雨も止まないので、そのまま恵庭へ。採集品の整理も午前中には終わり、午後は休養。北海道を離れる日を13日に決めました。
8月11日(金)
札幌の大学に行き、午前10時半から午後4時まで、懐かしの学食での昼食以外はほとんど標本庫のナフタリンにむせながら、1日に仮置きした場所から以前のトビケラが収納されていたロッカーの隣に移す。ただ、以前に私が整理した標本の一部は見つからなかった。夜は、伊藤さんの友人の送別会で、大いに飲みました。
8月12日(土)
翌日に備えて、帰り支度。
8月13日(日)
10時半のフェリーの出港に備えて、十分余裕を持って出発したつもりでした。ところが、札樽道の出口渋滞を全く考慮していなかったので、往きの時と同じで、駐車場が空になったフェリー乗り場に到着。係員にせかされて、切符を購入、即乗船。あわてたせいで、車に薬の置き忘れ。泣く泣く、船内でのアルコールを諦めました。
|