眼の病気あれこれ

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網膜中心静脈分枝閉塞症(1)
病態:この病気は、おもに50歳以上に発症し、基礎疾患として高血圧症、動脈硬化が多く、また最近では糖尿病のかたにも高頻度に認められます。網膜の動脈の細動脈硬化があるため、動脈と網膜静脈の交差部で静脈が圧迫され、閉塞されるために、血液があふれだし火炎状出血をきたします。若年者では、血管炎、膠原病などが原因になることが多いです。
 
治療
 
・急性期(出血期)薬物療法
血管強化薬(アドナ)
線溶酵素剤(ダーゼン、バリダーゼなど)
微小循環改善剤(カルナクリン、カリクレインなど)
 
・滲出期、増殖期(おおむね発症2ヶ月後)
網膜光凝固術
(下の写真は網膜光凝固術を施行したところ)
 
 
 
網膜中心静脈分枝閉塞症(1)
網膜中心静脈分枝閉塞症(2)
網膜光凝固術を施行し、火炎状出血が消えたところであるが、赤丸の部分に網膜新生血管を発見。この血管はきれやすく、硝子体出血に発展することがありますので、赤丸部分に格子状網膜光凝固を追加しました。
網膜中心静脈分枝閉塞症(2)
ブドウ膜欠損(コロボーマ)@
先天異常の一種。眼杯裂の閉鎖不全が原因で下方の脈絡膜が、視神経の部位やその下の所から広く欠損したものです。この部分は強膜の色を反映して、鮮やかな白色を示します。同時に虹彩の欠損を伴うことも伴わないこともあります。
ブドウ膜欠損(コロボーマ)@
ブドウ膜欠損(コロボーマ)A
ブドウ膜欠損(コロボーマ)A
近視性網脈絡膜萎縮
病態:強度近視では、一般に豹紋状(ひょうもんじょう)眼底がみられますが、病的な近視ではさらに、黄斑部や視神経乳頭の周囲に、網膜色素上皮や脈絡膜毛細血管の萎縮による萎縮病巣がみられます。ときに黄斑部と視神経乳頭中央部を結ぶ直線に直行して黄斑部にみられるlacquer crack lesionが認められたり、黄斑部出血をきたすこともあります。
 病的近視では家族性に発症するものが多く、常染色体優性遺伝と、常染色体劣性遺伝のものがあると推定されていますが、単純な遺伝形式でななく、多因子遺伝の可能性も疑われています。
 
近視性網脈絡膜萎縮

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Last updated: 2004/2/1