目の健康について


目の健康について

 7   「新生児涙のう炎」について
更新日時:
H14年4月3日(水) 
 生まれてすぐに、眼脂(めやに)が見られたり、涙が多く、結膜炎として点眼薬の治療を受けても、なかなか良くならないお子さんがいます。一般に涙腺から分泌された涙は、目頭にある涙の穴(涙点)から、涙嚢鼻涙管を通り、鼻の奥に抜けていきますが,先天的に鼻涙管がつまっていることがあります。この時に涙嚢に雑菌がたまり炎症をおこすことがあります。生後6ヶ月以内に自然に鼻涙管の通りが良くなり治ることもありますが、涙嚢のマッサージや洗浄が必要であったり、鼻涙管をブジーで開けることが必要な場合もあります。
 生まれて1〜2ヶ月を過ぎても、眼脂や涙が多い場合にはお気軽にご相談ください。

 8   こどもの斜視について
更新日時:
H14年4月3日(水) 
 斜視とは、両眼の眼の位置に異常があるために、目標に向かって視線が正しく行かず、両眼で同時に物を見ることができなかったり、片方の眼の視力障害(弱視)をきたすことがあります。斜視は、生後6ヶ月から1歳くらいに発症することが多く、斜視眼の向きによって、内斜視外斜視、上下斜視などがあります。内斜視のうち、強い遠視がある場合は、眼鏡をかけることにより斜視を治すことができますが、それ以外の斜視では乳幼児期に手術を要することもあります。
 また、両眼の眼の位置は正常であっても、鼻の根もとが平たくなっているために、いかにも斜視があるかのように見える場合(偽斜視)もあり、鑑別が必要になります。
 眼の位置の異常が気になる場合に、ご家庭で撮られたスナップ写真も診断に役立ちますので、受診の際には写真をお持ちになっていただけますと、より正確な診断に役立ちます。

 9   糖尿病網膜症の分類
更新日時:
H14年11月4日(月) 
<良性網膜症>
A0:糖尿病性変化なし。(いつまでもこのままで!)
AT:毛細血管瘤 あるいは 点状出血(最初の変化!)
AU:しみ状出血、硬性白斑(ちょっと進行!)
AV:陳旧性の新生血管(まだちょっと危ない!)
糖尿病のコントロールを!!
AW:陳旧性の硝子体出血(今は進行していないが!?)
AX:陳旧性の増殖性網膜症(焼け跡)
再燃させるな!!頑張れ!!
 
<悪性網膜症>
BT:IRMA(網膜内細小血管異常)、軟性白斑、網膜浮腫、線状・火焔状出血、静脈の数珠状変化(危ない!!)→光凝固(レーザー)だ!!
 
BU:新生血管(とっても危ない!!切れたら大出血)→すぐ光凝固(レーザー)だ!!
 
BV:視神経乳頭に直接連絡する新生血管(すごく危ない!)→至急光凝固(レーザー)、厳重観察だ!!
 
BW:網膜前出血、硝子体出血(ちょっと厳しいぞ!!
 
BX:硝子体中に立ち上がる新生血管、硝子体出血(うんと厳しいぞ!!
 
Y:網膜剥離(失明だ!!
 
P:光凝固術(レーザー治療)を施行したもの。
V:硝子体手術を施行したもの。
M:黄斑症(ちょっと厄介、大変)
 
写真
左: 単純型網膜症(AT)
中央:前増殖型網膜症(BU)
右: 増殖型網膜症(BW)
 


糖尿病・単純型網膜症(AT) 糖尿病・前増殖型網膜症(BU) 糖尿病・増殖型網膜症

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