稚魚飼育池の水張りから産卵、孵化、稚魚の放流までの工程をまとめておこう。 これはあくまで富無我流である。
日程は産卵日を基準に記載。
稚魚飼育池準備の早すぎは禁物
水抜き、次亜塩素消毒は2週間前-----池水を抜いてから再び底土が少し被る程度に水を張り次亜塩素酸ソーダを10cc/m2程をジョウロで薄めて全体にまく。 ほとんどの生物は死滅する。 ミジンコの卵も死滅するので親ミジンコは別に確保の必要がある。
水張りは1週間前-------1週間前に水を張り鶏糞300g/t あればカニガラ粉末100g/t を入れグリーンウオーター作りに入る。このときPHが低ければ石灰で調整 PH=7.5程度にする。
親ミジンコの投入は産卵当日-----産卵が確認できてからで十分 親を入れてから1週間でミジンコはピーク状態になる。あればビール酵母、イースト菌 酒かす等少々
産卵環境の急激な変化が産卵本能を呼び起こす
産卵水槽は新水で----産卵水槽への給水は孵化予定日3日前に地下水を入れる。
オス親セットは2日---- 産卵予定日の2日前にオス親を産卵水槽に入れて1日寂しく待たせる。
メス親セットは産卵前日早朝-----メスを入れて人工産卵藻をセットしたら水温を2〜3℃程度を1時間間ぐらいで上げる。
産卵日 午前3時〜4時に産卵を開始します。
産卵は生命の危機を感じさせて『ヤバイ死ぬ前に何としてでも子孫を残したい』との本能を呼び起こす事が大切。
メス親をビニール袋に酸素詰めにして1時間程度車で走り回ってから産卵池に入れるともっと確実と云う愛好家の獣医がいるがそこまでする必要は無いと思っている。
消毒-----産卵後なるべく早く マラカイトグリーン2.5ppmの水に漬けて15分 エアーストーンで攪拌。
産卵完全終了まで待つと消毒が遅れるし卵か密集しすぎるので途中で産卵藻の入替え
孵化は22℃確保と富酸素水流
孵化水槽も新水で----新水を張った水槽はエアーストーンを入れて産卵水槽と温度を合わせておく。
孵化の最適温度は22℃----卵の付いた産卵藻を入れて徐々に22℃に調整 夜水温が下がる様ならヒーターセット。日中水温が上がりすぎるようなら日差しを遮るカバー。 エアーを十分に吹かして富酸素水の水流を作り酸欠にしない。 3日目の朝孵化が始まり夕方には孵化終了
適正稚魚数厳守
ミジンコや池の状況にもよるだろうが、多すぎは禁物。 稚魚飼育池水量1t当り800匹が最大と決めている。
晩酌おちょこ一杯10,000匹

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