読んでMi〜te・漫画
20世紀少年
20世紀少年

浦沢直樹 小学館コミック
 
今、一番ハマっている漫画です。私は手塚治虫世代なので、一生漫画から離れられません。特にこの「20世紀少年」は、駄菓子屋、お化け屋敷、秘密基地、万国博覧会等、私の子供の頃の思い出と重なりなんとも懐かしくなります。お話自体はミステリー仕立ての恐いものなのですけど。
今、「ともだち」の正体をめぐってインターネットでは、論争がくりひろげられていますが、私は死んだはずのあの人だと思います。
 
ともだちの正体は、もうひとひねりありそうですね。

ヒカルの碁
ヒカルの碁

ほったゆみ・小畑健
集英社コミック
 
ご存知、囲碁ブームをおこした少年ジャンプ連載中の大人気コミックです。
最初は弱くてもライバル達の戦いの中で力をつけ強くなっていく主人公、こういう少年熱血漫画が、私は大好きなんです。
この漫画が、大きな指示を集めたのは、主人公に囲碁の指導をする藤原佐為という囲碁に取り付かれた幽霊の存在です。この藤原佐為の指導を受けた主人公のヒカルが、大人達を次々負かしていくのは痛快です。囲碁を知らない人でも、全く問題なく楽しめる漫画です。

総員玉砕せよ!
総員玉砕せよ!

水木しげる 講談社文庫
 
「ゲゲゲの鬼太郎」等で有名な水木しげるさんの作品です。水木しげるさんは、妖怪漫画で有名ですが、太平洋戦争中に自ら、激戦地のラバウルへ出兵し、爆撃で左手を失うという経験をもとに、最前線で闘った、名もない兵士達の姿と戦争の真実を後世に伝えるために入魂の戦争漫画を描かれています。
特にこの「総員玉砕せよ!」は、その中でも最高傑作のひとつで、もとは、農民だった二等兵達が、招集され、最前線で戦い、見捨てられ、玉砕させられるまでを描いています。「私は何でこのような辛い勤めをせにゃならぬ、これもしがない国のため」二等兵達の歌う歌が、いつまでも心に残ります。

ワンピース
ワンピース

尾田栄一郎 集英社コミック
 
ご存知、今一番子供達に人気のある少年ジャンプ連載中の漫画です。
海、海賊、仲間、友情、冒険、涙、笑い、戦い、お姫様、黄金、いやーこれぞ少年漫画の王道、これぞ少年ジャンプですよ。私も古本屋さんで第1巻を買い求めて、即、はまってしまいました。今では、全巻揃えて、おまけに毎週少年ジャンプを立ち読みしています。
これほど、泣かせ所を知っている作家は、今の日本では、小説の浅田次郎と双璧ではないですかね。ナミの「助けて」やロビンの「生ぎたい」は、目頭が熱くなりましたよ。恐るべし尾田栄一郎!

モジャ公
モジャ公

藤子・F・不二雄 小学館コミック文庫
 
平凡な少年、天野空夫が、予知能力のあるモジャラ(通称モジャ公)と普段はオオボケだが頭を打つとかしこくなるロボット、ドンモとともにポンコツ宇宙船で宇宙に家出、いろんな星で大冒険をするSF漫画です。同時期に連載が始まったドラえもんの影にかくれていますが、作品のおもしろさはこちらが数段上です。ドラえもんやオバQのほのぼのとした世界とは別に藤子不二雄さんが短編でみせる、すこしブラックユーモアの入った本格SFの世界が堪能できる大人でも楽しめる作品です。
本屋さんでみかけることは、ほとんどないですが、もしどこかで見かけたら手にとって見てください。
 
 

カムイ伝
カムイ伝

白土三平 小学館
 
ご存知、白土三平の超大作なのですが、これは泣けます!読み終わるまでに5回は泣けます。外伝まででている忍者カムイが有名ですが、この壮大なドラマの主人公は、江戸時代の差別制度のなかで、力強く生き抜いた民衆達です。武士も農民も商人も、歴史を作った名もなき人々が主人公なのです。教科書では、わからない歴史がここにあります。必読です。

きりひと讃歌
きりひと讃歌

手塚治虫  小学館
 
人間が犬のように変化し死に至る原因不明の奇病に運命をもてあそばれる登場人物たち、そのなかで、真の医療とは、人間とはなにか、医者でもある手塚治虫が壮大なテーマに挑みます。ブラックジャック以上に読み応えがある大作です。
 
この作品は、あの浦沢直樹の「モンスター」などにも影響を与えていると思うのですが。

男の自画像
男の自画像

柳沢きみお スコラ
 
ひじの故障のため引退した元プロ野球選手が、37歳でもう一度カムバックに挑戦する熱い物語です。主人公の武器が、あの魔球ナックルというのも、この物語にリアリティを与えています。また、この漫画、主人公以上に、脇役がいいんです。野球への夢を捨てきれない元プロ野球選手達、天才的な才能をもっていながらプロ野球に背を向ける男。この漫画からは、野球への愛情が伝わってきます。
これ、映画化してくれませんかね。すごい映画になると思うのですが・・・。
 
 

イリヤッド
イリヤッド

魚戸おさむ&東州斎雅楽 小学館コミック
 
世界史の最大の謎アトランティスに歴史学者にして、今は古本屋のおやじである主人公が挑む!シュリーマンやマルコポーロなど歴史上の人物が謎を解く鍵としてでてくるし、アトランティスに関係するものの命を狙う謎の暗殺集団もでてくる。今後、おもしろくなる要素は満載、こういう漫画は大好きなので、どうか尻切れトンボで終わらないでね。
 
 

0マン
0マン

手塚治虫 講談社
 
 手塚治虫の作品の中でも大好きなSF冒険漫画です。地球に人類以外の知的生物がいたら、という設定で0マンと人間それぞれの善と悪の多彩な登場人物が壮大なドラマを展開します。魅力的な登場人物はたくさんいるのですが、その中でも0マンの国の独裁者大僧官が悪役ながらとても印象に残っています。娘のリーズに対するときは、平凡な父親でなんか憎めないのです。それと主人公リッキーの武器ヤモリが、かっこいいんです。
古き良き時代のSF少年漫画で、今こんな漫画は誰も書けないでしょうね。
 

アトム今昔物語
アトム今昔物語

手塚治虫 講談社
 
鉄腕アトムの異色作です。個人的に青騎士編と同様にアトムのダークサイドと呼んでいます。過去へタイムスリップしたアトムがロボットの歴史を見るというストーリーで、それは、人種差別のようなロボット差別との戦いの歴史でした。生前、手塚治虫はアトムは好きだが、アトムの話はあまり好きではないと言っていたようですが、そうした思いがこの話を書かせたのでしょうか。アトムを語る上で欠くことのできない作品です。

W3(ワンダースリー)
W3(ワンダースリー)

手塚治虫  講談社
 
ラストシーンがあまりにも有名なこの作品です。SFのおもしろさを初めて感じさせてくれた名作です。それとこの作品、とてもなつかしくなるような昭和40年代の日本と未来が融合した不思議な作品です。雷を落とすたびに家をこわしてしまう(笑)お母さん、いつも新聞を読んでいるお父さん。兄妹がたくさんいるガールフレンド(?)の家。ランニング姿の先生。W3が人間は信じられると胸をはって言えたのもよく分かります。W3が今の日本に来たらはたしてどうだったのでしょうか?
 

シュマリ
シュマリ

手塚治虫 講談社
 
明治維新、もと武士で、男と逃げた妻をおって北海道に渡り、アイヌの名を名乗った男シュマリの一途な恋を北海道の大自然を舞台に描く傑作!この作品は、本当に登場人物が魅力的です。主人公はもとより、太財兄妹、特に、自分がシュマリが本当に愛した妻の身代わりだと知りながら、彼を愛し続ける情熱的な女「峯」が印象的です。北海道をアイヌから明治政府が奪っていく過程も描かれていてこの物語に奥行きを与えています。
よく、手塚版西部劇と言われますが、私は、手塚版「風と共に去りぬ」と思っています。それほど女性が魅了的なのです。

ああ播磨灘
ああ播磨灘

さだやす圭 講談社
 
相撲漫画は、数は少ないのですが、傑作が多い!「のたり松太郎」「うっちゃれ五所瓦」、そしてこの「ああ播磨灘」。相撲のような単純な格闘技は、わかりやすくて誰がみても面白い作品が書けるのですかね。そういえばアメフト漫画の傑作ってないですね。この「ああ播磨灘」を私は個人的に漫画のロッキーと呼んでいます。映画「ロッキー」のように読めば元気がでます。熱くなれます。横綱は強い!強ければいいのです。朝青龍よ播磨灘を目指せ!

修羅の刻
修羅の刻

川原正敏 講談社
 
 
不敗の拳法陸奥園明流の伝承者が宮本武蔵や柳生十兵衛、坂本龍馬、新撰組、ワイアットアープ(?!)と戦うという名前を聞くだけで、血湧き肉躍る作品です。男の子は、格闘技漫画は大好きです。もともと「修羅の門」の外伝として始まったシリーズなのですが、今はこちらだけが不定期連載として続いています。川原先生、どうか続編を早く書いて下さい。修羅の門の方もお願いします。あれで終わりじゃ酷ですよ。
 
アメリカ西部を舞台にしたワイアットアープが登場する作品は、最高でした。思わず泣きそうになりました。
 
10月号から始まった、西郷四郎編は楽しみです。

PLUTO
PLUTO

浦沢直樹 手塚治虫  
ビッグコミックオリジナル
 
ビッグコミックオリジナル9/20号から衝撃の新連載がスタートした。アトムが誕生した今年、あの不朽の名作『史上最大のロボット』に浦沢直樹が挑む!タイトルは『PLUTO(プルートウ)』!
ロボット・モンブランとロボット法擁護団体の人間が殺され、その場に残された二つの角のモチーフ。その謎に挑むロボット刑事ゲジヒト。あのロボット・ロビーも登場し、初回から、手塚ファンならワクワクする展開、月一連載なんて殺生ですよ。あーあ次回が待ちきれない!

柔道部物語
柔道部物語

小林まこと 講談社漫画文庫
 
誰でもしっている甲子園常連校の1年生二人の会話『3年の○○さんに毎晩ラーメンをつくらされているじゃん。』『あいつずーっと補欠だったのに偉そうだよな。』『昨日さ、頭にきたから、ゴミ箱に捨ててあったカップでラーメンつくってやったよ。土のついてたやつ。』『それ最高!俺達も早く3年になりたいよな。3年は天国だぜ!』
今も昔も運動部のやってることは変わりません。みんなそうやって強くなったのです。多分。
この漫画にも『説教』だの『お髪』だの『雨フレ』だのわけのわからない運動部の儀式がでてきます。大好きです、こうゆう世界。

HUNTER×HUNTER
HUNTER×HUNTER

富樫義博 集英社ジャンプコミック
 
天才富樫義博の現在少年ジャンプ2週に一回くらい割合で連載中の作品です。
少年漫画らしく、かわいく勇気あふれる主人公と、対照的なとっても怖く残酷な他の登場人物達。これぞ富樫ワールド全開です。
「グリーンアイランド」編に続き、現在連載中の「キメラアント」編も最高です。次週が待ちきれない作品の一つです。
 

座敷女
座敷女

望月峯太郎 講談社
 
とっても恐いコミックを紹介します。ある夜、トレンチコートを着て、紙袋をもった、髪の長い女が、アパートの呼び鈴を鳴らします。それが、恐怖の始まりでした。ストーカー?悪霊?あの貞子より恐いです。10年くらい前の本なのですが、これを越える恐いコミックは知りません。

童夢
童夢

大友克洋 双葉社
 
あまりにも有名な名作です。20年くらい前にこのコミックを読んだときの衝撃が忘れません。マンモス団地で起こった飛び降り自殺から始まり、空中に浮かぶ真犯人、団地を破壊するラストの対決、マンガ史に残る、名シーンの連続です。マンガでありながら、日本SF大賞を受賞した作品です。

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Last updated: 2009/11/24