>『日本鬼子リーベンクイズ』2000年=RIBEN GUIZIは強烈でした。
>よくぞ14人の証言者を集めたものだと感服。監督の松井稔は1947年生まれ。
私も久し振りに本日は映画を見ました。久し振りです。久し振りです。アメリカ映画は飽きてきたな−−−。
日本軍人の中国でしてきたこと、その告白映画です。だいたいの内容は予想してましたが−−私の感じたこと
1.靖国神社の8/15の様子を今回まざまざと見せられました。テレビ報道などで少しは見ていたのですが−−あの時代遅れの男達は一体何者だ−−。
2.中国でしてきたことをよく映画に出演して告白できたな−−自分の子供や家族がいるのに−−。確かに彼らは中国で裁判を受け一度自分たちのした非人的行為を公にしているとはいえ−−誰も残虐行為を語らない。映画で言っていたが銃剣で突いたり焼き殺したりはまだ上官の命令だから公表できるが、強姦は自分の意志だから、そこまでは言う人はいない。
3.戦争になったら人間を殺すことも慣れてしまう。最初はとまどい躊躇するけれど−−虫けらと思ってしまう。
4.日本人は本当に無茶苦茶な残虐な人種だ−−中国でも同じ日本人に対しても、例え天皇制という教育があったとしても−−その血が我々にも流れているといつも自覚しておかなければならない。軍隊でも社会でも仲間はずれにされる−−ことに気をつかう。「いじめ」もそんな所がありますね。昔は、村八分。弱い者にはえらそぶる。
5.戦争後期には新聞報道でも結構日本の撤退が報道されていた。次次ぎと撤退し沖縄、広島、長崎、東京空襲と敗戦は間近に迫っていたのに、一億玉砕と竹槍練習していた。どうなっとるのか。日本が負けるとは思っていなかった、と思っていたらしいが、国を動かしている軍人はどう判断していたのだろう。野坂昭如が言っていたが、もっと早めに降伏していたら死者もまだ少なかったのに−−。
6.告白した人は確かに天皇制の教育を受け、上官の命令に従い、残虐行為をしてきた。最初は疑問に感じながら、人殺しに染まっていく。虫けらのように人を殺していった。非人間的人間であった。しかし、戦後過ちを認め繰り返してはならないと自分の恥部を公にしている。立ち直った人間になっている。
現代でも悪いことを繰り返した人間、人殺しの人間、強姦し殺人を起こした人間。神戸殺人の中学生。彼らは死刑にされ当然だが、教育によっては、環境によっては人間性を取り戻せるのだろうか。殺人という罪に対しては極刑は当然であるが、人間性を取り戻せるのだろうか、人間というものは。あの戦争当時は誤った教育誤った価値観の世界でしたが−−。
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