映画の話

昔書いた映画の感想や最近観た映画の話など書いていきたい。
 
最近はめっきり映画を見に行かなくなりました。また映画との出逢いを増やしたい。映画館に足を運ぼう。
 
オーブラザーと再度スパイケゲーム
遅くなりましたが本年もよろしくお願いします。「オーブラザー」を映画館で見る。評判だったのに私はいまいちでした。映画館に入る前にめしを食べてたらまだ集中出来たかもしれないが−−とにかく腹がへって−−。最初囚人たちが鎖に繋がれて石をハンマーで砕くシーンがありますね。黒人ばっかし撮してたのに、白人が1人も出てこないと思ってたら、3人が逃げて、それが白人ばかりで−−、なんか拍子抜けしました。時代設定は今じゃないけどね。今はだいたいが刑事やアクションで2人だと白人と黒人ですよね。人種問題もあり多分白人だけのコンビでは今は映画も作りにくいのだろう。
そんな目で日頃鍛えられてるので、白人3人の囚人というものなんとなくしっく
りいかなかった。1人黒人がいてもいいじゃない−−となんか変な偏見で見てしまった。音楽は私の好きなカントリーがあって好きでした。今ひとつの感じがしました。
 
「スパイゲーム」これも娯楽だから娯楽で楽しめばいいのだが−−。
軍隊、迷彩服、ヘリコプター、銃、爆弾、テロ、特殊部隊、警察官、アメリカ映
画ってこんなんが多いですよね。予告を見てたらアフリカのどこか−ソマリアか−に特殊部隊が行くというもの今度公開されるようですが、「平和、平和、平和」「戦争をやめよう」という世界の願いの中で、アメリカ映画はアメリカ軍が活躍する、またはアメリカ軍を見せる映画が多いですね。そうでなければ、アニメ「シュレック」「アトランティス」子供が出てくる映画「ハリーポッター」やキッズなんとかは子供が主人公なんですか、「ペイフォワード」なんかも子供が主人公で「AI 」もか。悪と闘うというのが映画の定番ですが、闘うときに最近は兵器も火薬も派手ですね。もっと迷彩服や銃や特殊部隊が出てこない映画もあっていいのでは−−まあ私が見てないだけですよね。でもなんかそんな傾向の映画が多い気がします。
 
こんど今時「地獄の黙示録」完全版が公開されるらしいけど、今時なぜなんでしょうね。あれはベトナム戦争に対するある意味での反戦、厭戦感がある映画だとは思いますが−−
 
そういう風に社会現象としていろんな映画を比較するのが好きです。
 
更新日時:
2002.01.07 Mon.
スパイゲーム
前にスパイゲームを観なさい、というメールを頂いてました。観ました。確かに面白いのですが、なんかしっくりこない。最近アメリカ映画って、こういう傾向の映画が多いですね。こういう傾向−−−。
軍隊が出てくる、ヘリコプターが飛ぶ、誰かが活躍する。今度は中国に閉じこめられた自分の部下をアメリカの内部対立の中で救出する。予告をみても、アフリカのどこかで起きた事件に特殊舞台が行く、というのもあるらしい。なんで軍隊が出てきて、殺し合い、それを、観客が、「平和を愛せ」と言われながら観ないといけないのだろう。中国人が観たら頭に来るような映画だ。中国はそんなコトしないぞって苦情が来そうな映画。そろそろ軍隊の出てこない、テロリストの出てこない、機関銃で撃ち合わない、サスペンス映画、アクション映画が出てこないのだろうか。そうなると、特撮のSF映画になったり、子供の出る映画になったり、魔法使いの映画になったり−−。
 
あの親分役の俳優、名前が思い出せない、「スティング」「大統領の陰謀」の俳優。演技はうまいですね。
しかし、題名はなんで「スパイゲーム」なのだろう。人が死に痛みつけられ苦しめられ中国も悪者になる映画なのに「ゲーム」なのだろうか。
更新日時:
2002.01.06 Sun.
独裁者−チャップリン−
23日は疲れていて、途中まで見てうとうと−−最後の演説は聴けなかった。残念。後で調べてみると1940年製作映画。
1940年日独伊三国同盟だからヒットラー全盛期ですね。
1939年ドイツ、ポーランド侵攻ですからね。
いやはや驚くべき時にこの映画を作ってます。
途中まで見ながら、今ではもうはっきりしているあのヒットラーの演技、大衆に
向ける演技、いつどういうポーズで写真をとればいいのか、子供の効果、すべてヒットラーが計算していたということを、チャップリンは見抜いていたのですね。俳優として見抜いていたのだろう。そのことに驚きながら、寝てしまった。残念。ヒットラーと散髪屋が変わる前から寝てしった。
 
確か、記憶がはっきりしないが、この後「殺人狂時代」を作って、イギリスに出
かけて後、「赤」のレッテルを貼られて、アメリカに帰ってこなかったのですよ
ね。戦後の「赤狩り」の時だったのだろう。しかし、歴史はチャップリンの考え、思想の方が正しかったことを証明した。
驚くべき人ですね。社会を権力を笑えたからこそ、現実の可笑しさを見抜けたの
だろう。
 
更新日時:
2001.12.27 Thu.
続猿の惑星
続猿の惑星をテレビで見る。前にも書いた気がしますが、新作の猿の惑星と比べてみました。以前の猿の惑星の主役、がたくさん出てきますが、主役はあくまで人間だった気がします。しかし、新作の主役は凶暴な猿になってましたね。いかに特撮、特殊メイクが素晴らしいかに力が入ってました。そして、数十倍も猿は凶暴化していて、ジャンプ力も体力も凄かったですね。昔の穏やかな猿の惑星の方が落ち着く。そう凶暴にならんでもよろしい。
そして、今回の猿はある程度有名な俳優がなっていたらしいが−−。特殊メイクで演技して俳優として自分の顔が映らなくてもいいのだろうかと、私の方が心配します。で、最近俳優より特撮やアクションや特殊メイクで映画を見せるという映画も多くなりましたね。「インビジブル」なんて透明人間ですからね。顔だけでなく、全身が映らなくても演技しないといけないのですからね。ケビンベーコン本人が出たのは最初の方だけですからね。
こんな映画に出ていて、俳優として大丈夫なのでしょうか。自分が演じなくて満
足するのでしょうか。
 
「シュレック」アニメ映画だからどうこう言いたくないですが、有名俳優が声を
担当してます。以前からそうしてましたが、なんか最近気になるのです。
声だけで出演。なんか、最近俳優で見せる、演技で見せるという映画が少なくなっているような気がします。
更新日時:
2001.12.15 Sat.
戦争と人間−第一部−運命の序曲
今日「戦争と人間」第一部「運命の序曲」を映画で見ました。山本薩夫監督五味川純平原作。めったに見られない映画ですね。仕事があったが無理して出かけてみました。迫力アル画面で見応えがありました。しかし、まだ序曲で私はビデオで「完結編」の前編後篇を見たが、この完結編は序曲以上に素晴らしい作です。
吉永小百合が出てくるが、本当の軍部批判を正面から描いてます。第一部だけじやもったいないですね。「第一部」みたら「第2部」も見たくなりました。この映画は戦争映画としては珍しく真珠湾攻撃の前の時代、満州侵略の頃を描いてます。日本は真珠湾攻撃の前に中国で確か10年ぐらい戦争をしてたんですね。
 
日本の有名俳優総出演で、三国廉太郎も若い。中村勘くろうも若い。よくこんな映画が作れたものです。
 
しかし、五味川純平の原作なんて見ることも難しい。確か何冊もある大作のはずだが−−。文庫もない、売れないからだろうか。この時の秘書が澤地久枝だった。
更新日時:
2001.12.02 Sun.
砂の器
>> 『砂の器』・・・
>>ハンセン病が事件の根元にあります。後日また書きたい。
>
>是非、お願いします。楽しみにしておりますョ。
>この映画を観たのがキッカケで、ハンセン病についての
>書物を読んで、自分なりに思いを巡らしたのでした。
 
ハンセン病については書けないのですが。確か記憶が−−「ベンハー」もなんかそんな病気にからんでなかったですか。前に「砂の器」については書いた気がするのですが、重複するかも。裏話みたいなものです。
「砂の器」松本清張原作。松本清張原作は結構映画化されてますが、これが一番良いですね。原作はややこしくて最後金属音楽か何かの話が出てちょっととなりますが、原作よりはるかにいいですね。本は橋本忍と意外なことに山田洋次。山田洋次が共同脚本を頼まれて原作を読んだが話がとても複雑で、脚本は無理ですと橋本に言ったそうな、彼のエッセイに書かれてました。そしたら、橋本が山田君、この本には一カ所素晴らしいところがある」と言って、本に赤線を引いていたそうな。1行か2行。それは「貧しい親子が風にさらされながら海辺をとぼとぼと逃げるように歩いていた」とかなんとかという文章だったそうな。それを探すために、原作を読みました。本当に1行だったと思う。山田洋次は、その文章から一気にイメージが湧きすらすらとシナリオを書けたと書いていたよう
な−−。
 
映画の方は、なんと言っても「亀嵩」−かめだけ−ですよね。これが東北なまりというのが凄い。なんで清張は出雲地方一帯が東北なまりなどということを知っていたのだろうと不思議でした。彼の「半の記」に謎が隠されてました。
父親の出生について書いてます。確か米子かどこかで生まれて、家出するように出て最後岡山かどこかの巡査の書生にってたと思います。まあ、清張のことだから出雲については古代史で調べているから方言も詳しかったのだろうか゛、この小説には父親の影があるのではと私は思っています。巡査の書生なんか映画とそっくりですね。岡山というのも嘉さんの療養所は岡山だったのでは−−。
 
しかし、この映画が昔出来ていたのに、当時結構ヒットしたと思うが、なぜハンセン病−らい病−に目が行かなかったのろう。政府も国民も何をしていたのだろう。そのところがこの映画の弱みとも思う。弱みというか−−ハンセン病告発映画でもないし、告発本でもない。あくまで娯楽作品になってましたね。だから成功した面もあるかもしれないが−−、どう変えれば隔離を非難する告発映画になっていたのだろう。
 
更新日時:
2001.11.23 Fri.
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Last updated: 2002/11/4

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