夏目漱石

20代一番読んだ作家が夏目漱石だった。全集とまではいかないが彼の著作はかなり目を通した。「それから」「道」は何度も読んだ気がする。
「坊っちゃん」「我が輩は猫である」「こころ」などはかなり有名であるが−−彼を理解するには、作品系列を読破すると、奥の深さが見えてくる−−−。
 
7    12/9
歴史上の出来事/年中行事/お祭り
 
初のレコード吹き込みは浪花節(1911)
『吾輩は猫である』『坊つちゃん』の夏目漱石没。50歳( 1916)
都電銀座線など廃止(1967)
ビートたけしら「FRIDAY」編集部に殴り込む(1986)
「柔ちゃん」中3年の田村亮子登場(1990)
法隆寺、屋久島など世界の文化遺産に(1993)
障害者の日(厚生省社会参加推進室tel.03-3503-1711)
 1975年国連が「障害者の権利宣言」採択にちなんで1981年制定。
 
本日の誕生日
市川猿之助(歌舞伎・1939)、落合博満(野球・1953)
 
更新日時:
2001/12/09
8    漱石の闘い
漱石の闘っていたことは何他人の心自分のこころ
 
更新日時:
2001/09/05
9    一等国−それからの文章−
日本は西洋から借金でもしなければ、到底立ち行かない国だ。それでいて、一等国を以て任じている。そうして、無理にも一等国の仲間入りをしようとしている。−中略−牛と競争する蛙と同じ事で、もう君、腹がさけるよ
更新日時:
2001/07/23
10    それから
>漱石の「それから」って、何かの続編でしたっけ?
>一度読んでみたいなぁと思いつつ手を出せずにいます
>以前映画にもなりましたよね
 
「三四郎」「それから」「門」の三部作とよく言われます。映画は素晴らしくよかったです。監督は森田芳光でしたね。女性は俳優としてはダメだと言われている藤谷なんとか、森田優作−違っているような気がするが、亡くなったなんとか優作。−原作の雰囲気を素晴らしく再現してました。いやいやいい映画です。
この監督では、もう一本「ハル」という素晴らしい映画があるのですが、殆どの人が知らない。しかし、パソコン通信する人には必見の映画です。とても変わった作り方、日本映画なのに字幕が出る、映画です。
黒澤映画の「天国と地獄」のあるシーンそっくりが出てきます。
更新日時:
2001/06/09
11    こころ
漱石の小説は、初期の分は別として、だいたいが男と女の関係、三角関係が多いです。後期になればなるほど、他人の腹を探るような世界が多くなりますから、私は若い頃はあまりわからないのではと思っています。社会でもまれるようになるとわかってくるのですが−−−。
 
「こころ」は絶筆となる「明暗」の前の作品で、私の記憶が正しければ、本当はもっと長くなる、三部構成ななるはずでした。「こころ」も三部構成になっていたと思いますが、これが第一部だったらしい。最後突然乃木大将の殉死の話が出てくるのが「なんで」と思うところもありますが−−。
この青年が「先生」にホモセクチュアル的である、という許せん評論も有るが−
−。
 
友だちの恋人を「ずるい」方法で奪ってしまう、という話ですね。その良心の呵責に耐えれない。確か5年前の「それから」も友だちの−これは奥さん−を奪うという明治時代ではとても許されないような小説ですが−それも朝日新聞の連載小説だった−。三角関係の話が多い。それまでの漱石の小説はどちらかというと、社会や他人を疑っていたのに「こころ」では、ついに自分を疑ってしまう、自分を信用できなくなってしまう、そのために自殺をしてしまう。怖い小説ですね。でも、あなたが友だちの恋人にほれたらどうしますか。
 
で次の「明暗」に漱石は取り掛かる、気が私はするのです。完成せず無くなったのは残念です。
 
更新日時:
2001/06/08
12    草枕
草枕の文章は素晴らしいですね。
 
 山路を登りながら、こう考えた。
 智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角に人の世は住みにくい。
 住みにくさが高じると、安い所に引っ越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟ったとき、詩が生まれて、画ができる。
 
漱石は、この草枕の後、「イブセン流にいかなくちゃ」と段々人間の心に筆を勧めていく。
 
更新日時:
2001/05/27

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Last updated: 2002/4/14

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