本日は野田さんと映画サークルの仲間と3人で佐賀県伊万里の黒澤映画祭に行く。唐津経由でのんびり電車の旅。海を眺め山を眺め、電車を乗り換え、ローカル線に乗り、映画の様な風情を堪能しながら伊万里に着きました。
「どん底」この映画はいいですね。アドリブ的音楽を聞くだけで、見た甲斐がある映画です。左ぼく全の一言一言が味があっていいですね。ちょっと老人ぽいですが、あん人間になれたらいいな−−−。
「生きる」久しぶりに映画で見ました。この映画は段々歳を取ると見たくなくなっていたのだが、今日はよかったです。若いときと違う意味で元気にさせられる映画となりました。志村喬の演技が素晴らしい。あの役人達と同じように自分もならないように−−自戒を込めてみる。しかし、自分は若いときこの映画を笑いながら見るなんて出来なかったのだが、涙涙で仕方がなかったが、今日会場では、結構この映画から笑いがありました。年輩の人が多かったからだろう。意外な感じがしました。みんな人生に余裕のある年輩の人が多かったのだろう。
香川京子さんと映画評論家西村雄一郎さんの対談もよかったですね。90分と言
う時間でしたが、西村さんの司会も淡々としてうまかったし、香川さんの品のいい受け答えにうっとりしました。溝口、黒澤、小津、成瀬4巨匠の映画に出演している俳優も珍しいらしい。それぞれの監督に育てて貰ったという、感謝の気持
ちがにじみ出てました。声が綺麗ですね。話し方の魅力というものを見せてくれたような気がします。溝口監督からよく「反射してますか、反応してますか」と
いつも言われていたという。相手に反応するということ、話しも西村さんに十分反応してました。69歳にしては若すぎる、品がある。
久しぶりの旅という一日でした。好きな黒澤映画も見れて満足。
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