2002/11/3


感想でーす
簡単な感想が多いですが、気に入れば、その本を読んでください。
 


1   闇の傀儡師−藤沢周平
更新日時:
2002.11.03 Sun.
「闇の傀儡師」藤沢周平を一気に読了。
今までの伊之助シリーズと全然違ってました。ミステリーって言っていいですね。最後の最後までどうなるか、分かりませんで
した。謎の親玉がおる、だれじゃ。江戸幕府を転覆させようとする一族と阻止しようとする側の戦い。そして、それに駆り出されたひとりの素浪人。彼を軸に話は展開していく。途中から思わぬ話になり、おいおい、最後はどうなるのじゃ、と思ったが−−最後ちと弱いかなって思ったが、歴史の事実があるから仕方がないか。甘い汁を吸う悪の親玉を成敗してくれるとすっきりはしましたが−−。上下二巻ありますが、一気に読まされますね。とにかく登場人物と同じように読者も歩かされますから、その歩調に合わせてページをめくってしまいますね。
殺しの場面、剣を交える場面の描写も読んでて楽しいです。
恋もあるし、うまいな−−って本でした。
宿題をいただきありがとう御座いました。
あと「密謀」ってのも読んでいないのだが、面白いですか。
2   漆黒の黒い霧の中で−藤沢周平
更新日時:
2002.11.02 Sat.
なんかしんどくて、寝ころんで読んでます。
疲れた時は「藤沢周平」。いいですね、藤沢周平。特に伊之助シリーズはいいですね。読み返しています。この伊之助って奴はいい奴で−−、奥さんが確か、離婚か死んでしまって−−今はひとり。浮世絵の彫り師。昔は岡っ引き。奥さんはその仕事を嫌っていて−−、で今は足を洗って彫り師。でも凄腕の彼を同心のおっちゃんが頼りにするんですね。彼も彫り師の仕事をしながら岡っ引きに未練があって−−。
一銭にもならないのに調べ始めるんですね−−。「漆黒の黒い霧の中」って本も良い本です。
彼が勤めている彫り師の親分もいい奴で−−文句言いながら−−。剣の腕はないけれど柔術の凄腕で悪を暴いていく、ストーリーがすがすがしいですね。読んでいると、とにかく江戸の町を歩かさせます。江戸の町の隅々まで分かります。タイムスリップした感じで−−。彼と一緒に江戸の町を歩いて、悪を懲らしめていきますね。で周りには、同心、小料理屋の女なんかいて、とにかくいい小説です。
藤沢周平の紹介は漆黒でなくしつこいてな感じですが、一度読んでください。
3   麦屋町昼下がり−藤沢周平
更新日時:
2002.10.27 Sun.
これも松山の古本屋で購入。ちと疲れていたので藤沢周平の本を手にしてみる。よかったです。という感想です。
4   霧の果て−藤沢周平
更新日時:
2002.11.02 Sat.
帰省の旅程が長いので途中本でも読んでみようと思い松山の本屋に寄る。さほど読みたい本が見つからなかったので、安心して読める藤沢周平の本を二冊購入。「霧の果て−神谷玄次郎捕り物控」
これもなかなかいいですね。以前一度読んでいたのですが、ふって読みたくなって、帰りのバスと実家で読了。とにかく藤沢周平の本の主人公はよく歩く。江戸の町をよく歩く。捕り物だから歩くのは当然なのだが−−堀や橋や川沿い、長屋、武家屋敷沿いをとにかくよく歩く。とにかく橋をよく渡る。江戸の町は火事があってから、川が多くなったのだろう。とにかく橋をよく渡る。で歩いている文章を読んでいるといつの間にか、自分が江戸の町を歩いている気にさせられる。歩くスピードが心地よい。私のように小太りじゃあのスピード感はでない。
そのスピード感が心地よい。いい男といい女、いい人たちが、悪を懲らしめていく。この小説はテレビドラマにいいですね。
5   クロスファイヤー−宮部みゆき
更新日時:
2002.10.27 Sun.
バトミントン大会で体鍛えたので、昨日動けなくなり、ついでにと思い、宮部みゆき「クロスファイヤー」を読みました。文庫の新刊です。正直いまいちでしたね。アメリカ映画「キャリー」の話しみたいで、いまいち新鮮みがないし、かわいい女の子が結局、自分の怨念で人を殺して行き、なんかすっきりしない結末でした。もう少ししっかりと正義と戦うみたいなところが欲しかったですね。超能力の少女の話。念力放火能力者。裏組織を破壊するとか、そこまで描いて欲しかった。最初映画向きかなとも思いましたが、「模倣犯」と同じで映画にした
ら物足らないですね。でも一気に読めます。しかし、宮部みゆきはよく人を殺すな−−長編推理小説というより犯罪小説、殺人小説ですね。SF小説のところもありますが。犯罪小説はまさに犯罪、人殺しの小説だから仕方ないか。なんか納得しない描き方だ。時代小説も書くし、犯罪小説、ゲーム小説など、ちと幅を広げすぎじゃない−−。

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