2002/11/3


感想でーす
簡単な感想が多いですが、気に入れば、その本を読んでください。
 


56   理由−宮部みゆき−
更新日時:
2001.11.25 Sun.
連休に1冊は本を読みたいと思っていた。
ブックオフで買ってた半額の「理由」宮部みゆきを読了。
ブックオフで買い始めると普通の本屋で買うのが空しくなりますね。
しかし、売りに行く時も空しくなる。えらい儲かっているのでは。
「理由」
直木賞を受賞するだけのものはありますね。
高層のマンションで4人の殺人事件が発生。
関係ないような登場人物と話がいろいろ書かれていくのだが、
すべて最後には繋がっていく。その構成力が凄い。
誰が犯人かが最後の方までわからない。
その構成力を見てみると、将来凄い本を書くような気がする。
しかし、なんか一つもの足らない気もする。
何なんだろうと思う。事件を様々な人物を使い分けながら
各章配置して書いているが−−この複雑な構成は素晴らしいのだが。
「模倣犯」も面白いが、なんか物足らなかった。
なんか印象が薄い。人につよくお奨めまで行かない。
 
最近ビデオを見始めました。
「ギルバートグレイプ」を見ました。良い映画ではありますが、なんとなく寂しい映画ですね。
 
57   模倣犯−宮部みゆき−
更新日時:
2001.11.11 Sun.
寒くなりましたね。この間ようやく炬燵を出しました。
冬近しですね。
「炬燵出し体と心暖かし」てな、気持ちになるといいな。
 
今年評判の宮部みゆき「模倣犯」をついに読み終える。時間がかかりました。上下巻分厚い。上巻は結構日数がかかったが、
下巻は大変面白くなり2日間で一気に読みました。上巻はいらいらするほど話が進展しない。いろんな人が出てくるが、その人たちの生活を事細かに書いているだけで、一体どうなるんじゃ、もう読むのを止めようとなんども思ったが−−やっぱし読み終えて満足。
 
女性の連続殺人が起こる。その犯人はだれじゃ。上巻でその犯人は明らかにされるのだが−−−。下巻になってどんでん返しというか、話は思わぬ方に進展して、真犯人はいつ捕まるのか−−必死に読まされる。面白い。しかし、厚かった。サスペンスの好きな人にはお奨めですが、辛抱強く読まないと。宮部みゆきは文体より、内容でぐいぐいと読ませますね。
 
面白い本はありますか。
58   逆説の日本史9−井沢元彦−
更新日時:
2001.11.04 Sun.
「模倣犯」は少し休憩して−休憩したらいかんのだが、忘れてしまう−先に「逆説の日本史9」井沢元彦小学館を読み終える。このMLは小説の話は多いですが−−。前にも何度か書きましたが、この人はちと右とか言われているようですが、読んでみると全然そんな事はありませんね。意外と中立的ではと思うのですが。この「逆説の日本史」は今は文庫本も出ているようで、単行本では「9」まで来ました。私は1−4までは読みましたが、結構面白かったです。この「9」は鉄砲伝来と倭寇の謎」という副題が付いているが−−。第一章に「琉球王国の興亡」があったので再度読んでみる気になる。沖縄には2度行きましたが、首里城など文化は完全に中国なのになんで日本になったのかがちと知りたかった。と言葉の問題。やっぱし沖縄は琉球言葉はあるにしても、カタカナひらがな漢字の文化だったらしい。中国語ではなかった。
で次に「倭寇」の話で、本当に日本人のだけの略奪グループだったのかという分析をしてます。あとは、武田信玄と織田信長と毛利元就について。結構歴史の奥まで知ることができて面白い。
59   トカトントン−太宰治−
更新日時:
2001.11.03 Sat.
>
「トカトントン」の最後のオチ(作家の返事)の意味が私はよくわからないん>です。よかったら泉川坂井さんの解釈を教えて下さい。
>それと「美しい日本語」の話ですけど、私もお経好きです。宗派を問わず。読んでて>心地良いです。
 
いやはや難しい宿題が来ましたね。私も解釈を探してましたが解答は見つかりません。しかし、少しは−−。
「トカトントン」を初めに知ったのは新聞で大島渚がこの作品を好きと言っているのを読んだのです。あまり彼の映画は見たことがないが−−興味を持ち読みました。今月の朝日新聞ですか、新藤兼人がやはり「トカトントン」は印象の深い作品だと書いてました。敗戦後の虚無感がよく描かれているとかなんとか書いてました。「トカトントン」は何度か読みました。今ははっきりとは覚えてませんが−−あのラストのオチの意味を知りたくて読みました。
私もあの作品を読んでから時々「トカトントン」という声が聞こえるような気が
するときがあったような気がする−−気がしたのです。若者の共通の悩みみたい
なものが「トカトントン」にはあるような−−。
聖書の難しい言葉が書かれてましたよね。そして、その意味がわかれば「トカト
ントン」の音が消えると。私自身は聖書の知識がないのです。たしか、その前に
叡智より勇気が必要とかなんとか書いてましたね。なにかやってると「トカトン
トン」という音が聞こえて情熱が消えてしまう。いつも途中で辞めてしまう、それでいて何となく空虚。はっきり判らないですが−−、結局一つのものにぶちあたっていけ、心が没頭するほど、こころが滅んでしまうほど度胸を決めて−ちょっと表現が適切ではないですが−「トカトントン」という音が聞こえないぐらい一つのことに打ち込んで見ろ、という事ではないかな−と解釈してます。時々警鐘のように「トカトントン」がこの作品を読んだばかりに聞こえますね。いい音だと思っています。「トカトントン」と聞こえたときは、ちょっと心に対しやましい時かもしれない。
 
難しい質問で長くなりました。
60   ヤオハン失敗の教訓
更新日時:
2001.10.23 Tue.
この間日本軍の「失敗の本質」という本をお薦めしましたが−−。
皆さんはビジネス書読まれますか。
まあ主婦の人は読まないし女性も読まないでしょうね。
 
最近「ヤオハン失敗の教訓−私と同じ過ちを繰り返さないように−」
和田和夫 かんき出版を読みました。
倒産したヤオハンです。静岡から発展して、おかあさんは「おしん」のモデルと
言われてます、上海にアジア一の百貨店を作りましたね。日の出の勢いからあっという間に倒産。最近はマイカル、そごうの倒産。ダイエーの経営危機、山一証券、その他の銀行、建設業界もひどいらしい、どうして経営に失敗したのでしょう。
 
やはり一度どうしてこんなことになったか、原因はなんだったのか、分析をし、同じ過ちを繰り返さないことが大切なんだろう。
どの会社にも当てはまらないが、分析をし、次の人生に生かしたいという和田氏の気持ちと情熱は伝わってきます。72歳まだまだトライを続くけるという
その意欲情熱に驚きます。情熱が伝わる本でした。72歳ですよ。もうとっくに死んでる人もいるのに。で今はどういう訳か、福岡県飯塚市に住んで会社を作っている。おなじ福岡県人として驚きました。
 
 

| Prev | Index | Next |

本のご注文はこちらから

ホーム 本の紹介、感想 つれづれなる雑文 映画の話 フォトギャラリー 博多/福岡近郊の写真コーナー 言葉との出逢い 心の中に名言を
雑学シリーズ 愛媛県新居浜市の歴史と現状−別子銅山の町− 漱石と遠藤周作 コラム 黒澤明 リンク集 プロフィール 掲示板
What's New スケッチ


メールはこちらまで