宮部みゆき「蒲生邸事件」を読了。
超能力者の話で、前の「龍は眠る」が同じ題材で面白かったので、一気に読みましたが−−−ちょっとって感じですかね。現代の若者がある時代にタイムトリップする。あなただったらいつのどの事件に行きたいですか。自分がタイムトリップしたのでなく、火災の現場からある人の力で、偶然タイムトリップしたのだが−−−。で、タイムトリップしたのが、二二六事件のまっただ中というか前日で、場所も二二六事件の場所。そこにある蒲生邸にタイムトリップさせられた。
そこで起こる事件がちと重大事件現場にしては、ささいな話なのがちと物足らない。もうちょっと派手な展開を、思いもよらぬ展開を期待したが−−ちと地味にになった感がする。しかし、なんで宮部みゆきは、二二六事件に場所を選んだのだろう。そちらの方が不思議というか興味津々。
確かに日本全体が戦争色になり、軍部の力が強くなる事件だったろう、また成功してたらどうなっていたのか、という事件ではあるが−−。
しかし、この中で私のハンドルネームと同じ坂井町が出てくるは、ラストの蒲生邸の女中さんと平成4年4月20日に逢おうとするのだが、この4月二十日が女中さんの誕生日で、偶然か私の誕生日でもあり、偶然が2つもあるとびっくりするというか、これは宮部みゆきが私に読めと本屋でシグナルを送って買わせたのではと思ってしまう。宮部みゆきって超能力者では−−−
|