雑学シリーズ

ちょっとしたこと、思いも寄らぬ語源など書いていきます。
あなたも驚きませんか。
2001-08-15 Wednesday
夾竹桃
九州の高速道路を走っていると、今夾竹桃の花が満開。
どうしてこんなに夾竹桃を植えているのだろうと思っていました。判りました。昨日の朝日新聞に書いてました。「煤煙や排ガスにめっぽう強い。強靱な生命力はふるさとで培われた。インド北部の河原に生え、乾燥、洪水、猛暑、寒風に鍛えられた。花も枝葉も有害。日本では授粉昆虫に欠き結実しない」
 
あの赤い花を見ると夏っ感じになりますね。
 
桃と竹の間のような−夾って、隙間とか間とかいう意味だった気がする−植物と
いう意味らしい。
2001-08-13 Monday
岸さんのホームページから
 
>2. 本の紹介
>←――――――――――〃
> 『蛇 日本の蛇信仰』
> 吉野裕子 講談社学術文庫
>  1979(文庫本 1999)
>
>■学者
> 吉野さんもまた独学の学者のようです。大学は出ていて、戦前に女子学習
>院、主婦を経て戦後に津田塾大学で学びますが英文科で、民俗学とは縁があ
>りません。卒業後学習院女子部で教鞭をとり、教職を退いて後40代半ばで日
>本舞踊を始めました。ここで出合った扇が吉野さんの人生を変えます。
> 吉野さんは扇の研究をした人がいないときくや素人として研究を始め、風
>俗史学会誌「風俗」に論文を発表、風俗史学会総会で研究を発表し、1970年
>に53歳で『扇』を公刊します。そして1977年、東京教育大学から文学博士の
>学位を授けられます。
> 扇には実用と呪物用の2種類があることに気づいた吉野さんは沖縄をはじ
>め各地で調査を行い『扇』を完成させましたが、その裏に蛇信仰があること
>に気づきます。そして書かれたのが『蛇』です。
>>■蛇
 
> 古代では蛇を「カカ」「ハハ」「ヌカ」と呼んでいました。その言葉は現
>在でも生きています。例えば「カカシ」です。田圃に立っているカカシです
>が、「山カガシ」という蛇がいるようにやはり蛇の象徴であって、穀物の神
>などとして祀られていました。各地の伝承ではその神が一本足であるといわ
>れ、蛇であることを示しています。
>
> また「カガミ」も蛇に関わるものです。「カガミ」というとミラーを思い
>浮かべますが植物名にもよく使われています。大概は蔓植物で、「カガチ」
>はホオヅキです。これは蔓から蛇を連想し、またホオヅキの実の形態から蛇
>の頭を連想したものです。「カガチ」はヤマタノオロチの目の形容として用
>いられていますが、赤いという意味に使われており、蛇との関連は見られる
>ものの既に原意は失われていたことがわかります。
>
> ミラーの「カガミ」も蛇の象徴物で殊に珍重されました。卑弥呼が中国か
>ら大量の鏡を送られたというのは鏡が重要なものだったからです。すなわち
>「カガミ」は蛇の目なのです。
>
> 正月に飾る「カガミモチ」がなぜ「カガミ」なのかと疑問に思われたこと
>がおありかと思いますが、これは蛇がトグロを巻いた形なのです。蛇を祀る
>神社では蛇がトグロを巻いた姿が納められています。一番上の橙は頭を表し
>ます。歯固めという鏡餅を食べる行事がありますが、昔の日記史料には鏡餅
>を家族で見る行事だと書かれています。脱皮をする蛇にあやかって長寿を祈
>ったのです。これを桶に入れて飾る地方がありますが、それは蛇を桶に入れ
>て飼う「蛇巫」がかつて存在したことの名残です。
2001-08-12 Sunday
mon
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  ■ 第56回 mon を語源とする英単語 について■
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〇 今回は mon ラテン語の 「 monere 」(= advise,remind )
「忠告する」「思い出させる」 を語源 とする英単語を見たいと思います。
では 関連英単語を見てみましょう 。
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(1)monument :[ mo'njum∂nt ] ( v )
mon (= advise )+ ment (=名詞語尾 )=>( 思い出させるもの)
       =>( n ) 記念碑、像、塔 、遺物 、金字塔
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 mon 語源とする単語の代表が 皆さんもご存知の この「monument」です。
例文)
1. The skyscraper is a monument of modern architecture.
摩天楼は 現代建築の金字塔である。
派生語)
monumental (a) 記念碑的な、途方もなく大きな
例)
1.That was a monumental traffic.
あれはとてつもない交通渋滞だった 。
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(2)admonish [ ∂dmo'ni∫  ] :(v)
ad (= to 〜に) + mon (= advise )  =>( 〜に忠告する)
       =>(v)勧告する、警告する
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ラテン語のadmonere から 旧フランス語のamonester 「忠告」に引き継がれた単語です。
例文)
1. We admonished our students not to do such a thing.
我々は学生にそんなことをしないように勧告した 。
 
2. I admonished him that it was a mistake.
私は彼にそれは間違いだと忠告した。
派生語)
admonition ( n ) 勧告、警告
admonitor (n) 忠告者、警告者
admonitory (a) 忠告の 
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(3)summon [ s∧'m∂n ] :(v)
sum- (= sub下に )+ mon (=advise ) =>(ひそかに来るように忠告する)
    ===>(v)  召喚する、召集する、喚起する
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例文)
1. The officers were summoned to a special meeting.
将校たちは特別会議に召集された 。
2. The committee summoned her to appear in court.
委員会は彼女に法廷に召集した。
派生語)
summons (n) 召集
例)
1.We got a summons to the office of the manager.
我々はマネージャーの部屋に招集された。
 
今週の語源グループは monere から派生する「 mon 」 でした。
どうでしたか 。 単語の語源を確かめて記憶を確かに しましょうね 。  ではまた来週   (^○^)
2001-08-11 Saturday
6月の嫁さん
 
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ティーチャー大沼の
『英語のツボ!!』 〜英語のエッセンス〜
 
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 日本では梅雨の季節の June bride はいかにも違和感があります。なぜなら、雨の多い、どちらかといえば気の重くなる月を連想するからです。 この点アメリカでは、ほとんどの学校の終わるのが6月初旬でありますので、卒業して結婚するのに時期的にいってもこの月が一番適しているということになるのだそうです。 high school とか college に在学している時から婚約したりして、卒業を待って結婚に至るということもあるのでしょうか、どうもそのあたりに最大の理由があるのかも知れません。
 なお、次のような歴史的説明もあるようです。古代ローマ人の間では6月の結婚は男性にも女性にも幸福をもたらす(Good to the man and happy to the maid)と信じられていたそうで、その理由は6月1日に Juno(Jupiter の妻で、ギリシャ神話の Hera に相当する)の祝祭が開かれ、 Juno は結婚と女性の保護者と考えられ、出生から死に至るまで女性を守護すると考えられたことにあったということで。
 日本的に言えば、結婚式当日に雨が降ったら「雨降って地固まる」となるし、梅雨の晴れ間に恵まれたら「平常の心がけがよかった」となるし、天気がどうであれ、いろいろな言い方、祝い言葉が考えられます。しかし、気候的そして招待される側の都合からは、蒸し暑い日本では6月よりは5月か10月あたりが適当かも知れません。
2001-08-09 Thursday
日本語英語
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ティーチャー大沼の
『英語のツボ!!』 〜英語のエッセンス〜
 
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 アベコベ現象は日本語と英語の発想の違いから来るのかどうか、学問的には調べてみたことはありませんが、語と語の配列に多く見られる現象です。
 例えば、1)左右= right and left 
     2)あちこちに= here and there
     3)飲食= eating and drinking 
     4)親戚友人= friends and relatives
     5)行ったり来たりする= come and go
     6)雨が降ったりやんだりする= rain off and on
                  (rain on and off もある)
     7)衣食住= food, clothing, and housing (or shelter)
 その理由についてはある程度たどることができます。
 上記の例で、2)は日本語では遠くにあるものを先にし、近くにあるものを後にするという習慣があり、「あれこれ」は英語で this nd that となります。ただし、「ここかしこ」は日英一致します。3)はどうも酒を飲んでから食べるから、という日本の習慣が作用しているのでしょうか。4)は日本では、まず親戚に対して英米では個人を大切にするという習慣からでしょう。5)行動の方向が逆であり、他に、往来= coming and going 前進後退= going backward and forward などがあります。
 しかし、この問題もこだわり過ぎると、コジツケになったり、マユツバモノになったりするので、英文を読んでいてこのようなアベコベ現象を発見したら自分なりに理由づけするのも新しい発見につながるかも知れませんね。
2001-07-29 Sunday
関東
昨日の日本の神話の話から。
問題の教科書にこんなことも出ている。
 
日本武尊は走水道を渡ろうとしたら波が荒れて船を進められなかった。その時妃
の弟橘姫は「身代わりになって海に入りましょう、あなた様は、どうか大切な任
務を果たしてください」とい言って海に飛び込んだ。
 
彼が東方の乱れをしずめて大和に帰る時、群馬県の碓氷峠で妃を偲んで「吾妻
(あづま)はや−ああ、わが妻よ−」と嘆いた。これにより関東を「あずま−東−
の国」と呼ぶようになったという。
 
初めてこんなこと知った。
2001-07-24 Tuesday
ラスコーリニコフ
 
江川卓さん7/4死去。ロシア文学者。
「謎とき「罪と罰」」著者。ロシア文学の訳も多い。
 
主人公ラスコーリニコフのフルネームの頭文字をロシア語で並べるとPPP。裏返せば666。黙示録で悪魔を意味する数字が秘められている。
 
ハンセン病
1837年にらい病を発見したノルウェーのアルマウェル・ハンセンにちなんでいる。遺伝病は否定された。1941年米国で特効薬「プロミン」が開発され、日本でも第二次大戦後使われはじめ「治る病気」になっ。50−60年代の国際会議でも「強制隔離」はやめようという意見が多く出ていたが、わが国では「らい病予防法」が廃止されたのは、それから数十年後の96年だった。
2001-07-20 Friday
疑い深い人
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 英語を読んでいて、 a doubting Thomas とか the Doubting Thomases あるいは unbelieving Thomas などという表現に出くわしたことがおありかと思います。辞書には「疑い深い人」「懐疑家」と訳語が与えられています。こういう表現そのものが、聖書にはないのですが、ヨハネによる福音書20:24−25に由来しています。
 Now Thomas, one of the twelve, called the Twin, was
not with them when Jesus came. So the other disciples
told him, "We have seen the Lord." But he said to them,
"Unless I see in his hands the print of the nails, and place
my finger in the mark of the nails, and place my hand in
his side, I will not believe." (John 20:24-25)
(12弟子の1人でディディモ−双生児の意味−と呼ばれるトマスは、イエスが来られた時彼らと一緒にいなかった。そこで、ほの弟子たちが「わたしたちは主を見た。」と言うと、トマスは言った。
「あの方の手に釘の跡を見、この指を釘跡にいれてみなければ、また、この手をそのわき腹にいれてみなければ、わたしは決して信じない。」)
 十字架に釘づけにされて処刑されてから三日目に復活したイエスをほかの弟子たちが見たと言っても、トマスは自分の目や手で確かめるまで絶対に信じないと懐疑主義者的な態度を示したのです。そのことから Doubting Thomas という表現が生まれたとされています。
 しかし、ここで、「あなたは私を見たので信じたのか。見ないで信じるものは幸いである。」というイエスの有名な言葉(ヨハネによる福音書20:29)をかみしめてみたいものです。
 

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Last updated: 2002/10/6

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