私は祖母から多くの民話を聞いて育ちました。特に氏神である美和神社にまつわる神功皇后伝説はいつまでも記憶に残り、後年同社のことを調べる原点になりました。この伝説や祭祀について本ページで詳しく書きましたが、更に地域史に関心が広がり、当地の「須恵郷」の歴史についてその一端を掲載しました。
もう一つの大きな出会いに柳田国男著『地名の研究』があります。この本に出会うまで何の関心もなかった「地名」が、地域の歴史を物語る一級の史料であることに衝撃を受けました。このことが私の地名研究の出発点になり、最初に長船町の地名地図を作って調査を始め、同町が町史を編纂した際には「地名」の項を執筆しました。その後谷川健一著『青銅の神の足跡』を読み「岡山県内の製鉄地名」を調べる動機になりました。本ページには岡山民俗学会で発表したものを加筆して掲載しています。
地名の続編で私の郷土の地名を中心にして「地名オドロヘ物語」を書き、人々の営みを推察しました。また少し範囲を広げて「長船町の地名」を数カ所選んで順次掲載してゆきます
「備前国邑久郡東須恵村浦上氏」と「備前国邑久郡飯井村黒田氏」は本ページとは少々異質な感がありますが、私のライフワークの一つですので掲載しました。
ご感想をお寄せいただければ有り難く存じます。