清滝山・西林寺(キヨタキザン・さいりんじ)
所在 : 愛媛県松山市高井町
電話 : 089−975−0319
本尊の真言 おん、まか、きゃろにきゃ、そわか。
天平十三年(741)四国を行脚中の行基菩薩がこの地に錫を留められ、伊予の国司である越智宿称玉純と語りあって、得威の里に一寺を創建し、十一面観世音菩薩を刻んで本尊としたのがはじまりである。
それから約六十数年後の大同二年(807)四国を巡錫中の弘法大師がこの寺に留錫され、国司の越智宿称実勝と共に得威の里の寺を現在地に移して四国四十八番札所に定め国家安泰を祈願する道場となされた。
年代はさらにくだり、寛永年間の火災で堂宇は焼失し荒廃していたのを元禄十三年、松平隠岐守をはじめとした奉行、代官など諸役人の手によって一部再建。さらにその年の宝永四年に西林寺中興の祖、覚栄法印によって本堂と鐘楼堂の再建を見、文化十年に太子堂を建立。天保十四年には仁王門を増築した。
西林寺の西南150メートルに大師遺跡の奥の院があり、大師が、干ばつで苦しんでいた農民を救ったという故事を内蔵されている。
詠歌 みだぶつの、世界をたずね、ゆきたくば
西の林の、寺にまいれよ
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